3か月後には6隻となる水上タクシーは、9月以降、27カ所の船着場から24時間営業をする予定だ。テクノマル・デニズジリッキ社は、イスタンブル海上バス会社(İDO)が行った入札を264万YTL(約2億2千万円)で落札した。同社がトゥズラでトルコ人エンジニアによって進めているプロジェクトで製造した定員10名の最初の水上タクシーが、21日、オルタキョイ船着場で行われた式典でお披露目された。
式典では、イスタンブル海上バス会社のアフメト・パクソイ代表取締役、テクノマル社の共同出資者からはアルプハン・マナス氏、そしてテクノマル社からはギュルカン・チャンガ代表取締役が参加した。
パクソイ氏は、「イスタンブルで非定期の船旅をしたい人たちは、水上タクシーをつかって好きな出発点から目的地に行くことができるようになります」と語った。イスタンブル海上バス会社の安全基準を満たした水上タクシーの数は、需要により増加される可能性もある。水上タクシーは、ショトメールシステムで呼ぶことができるようになる予定だ。
水上タクシーは1隻につき25万USドル(2580 万円)の価格で、長さ10メートル、幅5メートル、時速18マイルを出すことができ、10人乗りだ。この水上タクシーのタクシーメーターは、昼間は15YTLを初乗り料金とする。1マイルにつき10 YTL(約845円)の料金が課される予定だ。深夜料金は、初乗りが20 YTL(約1690 円)、1マイルにつき15 YTL(約1270円)となる予定だ。
*行き先別の距離、料金、所要時間
チェンゲルキョイ―ベシクタシ
7分、37YTL
ベイレルベイ―オルタキョイ
1.7マイル、32YTL、6分
カラムシュ―ベベキ
7.1マイル、86YTL、23分
チェンゲルキョイ―ベシクタシュ
2.3マイル、37YTL、7分
バクルキョイ―ボスタンジュ
12マイル、132YTL、42分
現地の新聞はこちら
翻訳者:トルコ語メディア翻訳班
記事ID:13886