31歳男、姪と姉に暴力 理由は姪がはいていたジーパン
2008年06月10日付 Hurriyet 紙
シャンルウルファにおいて、31歳のイズゼット・サルマン容疑者は、ジーンズをはいていた17歳の姪Eさんと、彼女にそれを許可した彼の姉にあたる35歳のセミラ・トクチャムさんを殴り、病院行きにした。
ジェイランプナル郡のエヴレンパシャ村において農業を営んでいたイズゼット・サルマン容疑者は、近隣や友人たちが「Eは村でジーンズをはいているが、恥ずかしくないのか」という言葉を聞き、激怒したという。彼は、自分の姉であるセミラ・トクチャムさんの家へ行き、姪であるEさんを側に呼んだ。そして、「二度とジーンズなんかはくな。おまえは皆の恥さらしだ」と言った。しかし、これに対し、姪は叔父へ「私の着たいものを着る。誰にも指図なんかされない」と反抗した。
姪の言葉に激怒したサルマン容疑者は、Eさんを殴り始めた。娘が殴られるのを止めに入ったセミラ・トクチャムさんも、「娘にジーンズなんかはかせるし、お前はおれに反抗するのか」とわめく弟の一撃を食らった。姉と姪を殴ったイズゼット・サルマン容疑者は、騒ぎに気づいて家に来た近所の人たちによって制止された。姉と娘は目を腫らせ、身体に青あざをつくっていた。彼女たちは搬送されたジェイランプナル公立病院で治療を受け、その後退院した。姿をくらましているズゼット・サルマン容疑者の行方を追うため捜査が開始された。
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翻訳者:萩原絵理香
記事ID:14043