ガラタ橋で女性たちが「公然わいせつ罪」を抗議 -風でスカートがめくれて実刑判決
2008年07月06日付 Hurriyet 紙
ギュルジャン・キョセさんはイスタンブルのガラタ橋において釣りをしていたところ、風でスカートがめくれタイツが見えたとして「公然わいせつ」(露出)罪により5ヶ月の禁固刑判決を受けた。
この判決に抗議する女性たちが、昨日(7月5日)、ガラタ橋で抗議のデモを行なった。
「自分たちの体は自分たちのものであると主唱しよう!」という団体の女性メンバー約50人が「私の性は私のもの」「人の服装に口を出さないで」と書かれたプラカードを掲げ、橋の交通を遮断。また参加者らは「これは偶然ではない、男の暴力だ」「見せたんじゃない、男性のセクハラだ」というスローガンを掲げた。スカーフをまとい、「国家よ、わたしの体に干渉するな」と書かれたプラカードを手にしたある女性は、「女性の服装をあられもないといって反応するのも、スカーフに反応するのも同じことです」と語った。
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翻訳者:原田星来
記事ID:14233