窓から垂れ下がっていた腕のブレスレット、盗まれる 熱帯夜にはご用心
2008年07月18日付 Yeni Safak 紙
アダナで異常な暑さのために夜眠るとき、窓を開けたままにした女性が、窓の外へ垂れ下げた腕から300YTL(約26900円)のブレスレットを盗まれた。
この事件は、ダールオール街区のある住宅で発生した。ヴェスィレ・ボズダーさんという女性が、夜、寝る際、1階にある自宅の窓を、暑さのために開けたままにした。窓の前にあるソファで眠ってしまったボズダーさんの左腕は、朝方、窓に取り付けてある鉄製の防犯用窓格子の間から外側に垂れ下がっていた。路地を通りかかった何者かが、手首に金ブレスレットがつけられた腕を見て、窓に近づいた。若いボズダーさんの腕にはめられた金ブレスレットをそっと取った窃盗犯は、ヴェスィレ・ボズダーさんが目を覚ましたのですばやく逃げた。ボズダーさんは寝ていたところから飛び起きて、夫に伝えた。ヴェスィレ・ボズダーさんと夫は窃盗犯の後を追いかけたが、捕まえることはできなかった。
この状況を警察に届けたヴェスィレ・ボズダーさんは、窓に防犯用鉄製格子が取り付けてあるため、夜、眠る時に窓を開けたままにしていることを明らかにし、「このような事件が私の身にふりかかるとは思ってもみませんでした。私の腕に手が触れていることに気付き、目をさましました。顔を上げたときには、もう全てが終わっていました。後を追って走りましたが、捕まえることはできませんでした。300YTL (約26900円)のブスレットが、ばかげた状況で盗まれてしまいました。これからは絶対に窓を開けたまま寝ません」と話した。
この記事の原文はこちら
翻訳者:近岡由紀
記事ID:14321