舞台役者の手に握られた「注意して、爆弾だ」の文字で機内はパニックに
2008年08月19日付 Milliyet 紙
アンタリヤ-ディヤルバクル間を結ぶサンエキスプレス航空の旅客機が、離陸数分前に乗客が「注意して、爆弾だ」と書かれたものを手にしているのを見つけた客室乗務員の知らせを受けて、出発を中止した。
パイロットは、乗客が手にしていたもののために旅客機に警察を呼ぶ一方、爆弾除去班は捜索をおこなった。逮捕された乗客はアマチュアの舞台役者で、手にしていたものは舞台用の台本であったことが明らかになった。
空港支局で供述をおこなったベイセル・アクンは、「私は役者として芝居をしている。演じる台本を練習していたのだ。舞台の最後で「注意して、爆弾だ」というセリフがある。私がこのセリフをいってみんなが伏せ、舞台の幕を閉じる。この台本を練習しているときに客室乗務員が私を見たのだ」と述べた。
この記事の原文はこちら
翻訳者:大田垣綾子
記事ID:14522