トルコ全土に影響を及ぼし続ける例年を上まわる気象条件は、ムーラ県のリゾート地をかかえる郡に砂漠並みの暑さをもたらす原因となった。
日陰の気温は、正午頃でダッチャ郡35度、ダラマン郡36度、マルマリス郡とフェシエ郡で38度、ボドルム郡39度、ミラス郡40度、キョイジェイズ郡41 度、オルタジャ郡で42度まで上がった。これらの郡で日なたでの体感温度は50度を超えた。オルタジャ郡で日なたの気温を計ろうとしたリゾート客の手に握られた温度計は 最高値となった。マルマリス森林事業事務所前にあるデジタル温度計は、午後1時半に気温46度を指し示した。
砂漠並みの暑さは、入り江、海岸、そしてプールを活気づけた。リゾート客は水に飛び込んで涼を得ようとした。日中観光を行う船の需要が高まった。ムーラ県の二つとない美しい入り江は、数万人のリゾート客を乗せたボートを迎え入れた。
気象当局は、例年を上回るこの地域での気温上昇の影響は、来週中も続くと予想していることを明らかにした。
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翻訳者:岸田圭司
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