イスタンブルでは街路樹が倒れるほどの嵐
2008年09月26日付 Yeni Safak 紙
イスタンブルでは暴風の影響で、各地で木々がなぎ倒されている。ベイオールでは道を歩いていた少女が、倒れてきた街路樹の下敷きになり負傷しており、市民たちは強風で吹き飛ばされそうになっている。
気象関係者により大雨警報がだされるや、イスタンブルでは非常に強い暴風が吹き荒れ始めた。市内各地では、嵐のために、市民生活に影響がでている。暴風のため、イスタンブルでは木々が根元からなぎ倒された。またベイオール・イノニュ通りの巨木も、暴風によりなぎ倒された。
当時通りを歩いていた少女は、倒れてきた街路樹の下敷きになり負傷した。市民の手によって救出された少女は、救急車でタクスィム・イルクヤルドゥム病院へ運ばれ治療を受けている。巨木は市民たちの手で、通りの端へ片づけられたが、暴風はなお猛威を振るっている。
嵐は市民たちの足にも影響を与える一方、嵐のため身動きが取れなくなった市民はいらいらもつのり、各地で足止めを食っていた。立っていることもできず、電柱につかまっている人もいた。
■木の枝がイタリア人観光客を直撃
トプカプ宮殿を訪れ、外に出ようとした際突風に遭遇したイタリア人観光客を、木の枝が直撃した。
情報によると、イタリア人観光客のファビア・マリオ・ファリナ(28)は、友人とともにトプカプ宮殿を観光していたが、外へ出ようとした際、嵐で折れた枝が頭に落下したという。
倒れたイタリア人観光客は、ただちに救急車で病院へ運ばれた。このためトプカプ宮殿にいた旅行客たちも外へ出された。
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翻訳者:近岡由紀
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