スィヴァス県の市部にあるドアンジャ村の小学校で、30名の児童へ県庁から服、靴、そして文房具の援助が行なわれた。ゴム製靴やナイロンのサンダルをはいて県庁に来た児童たちは、新しい靴を与えられた幸せを味わった。
県知事にはかせてもらった新しい靴を汚すことにはしたくないある女子児童は、自分の席に戻るとすぐに新しい靴を脱ぎ、古いサンダルを履いた。
■古い靴を履いた
ヴェイセル・ダルマズ県知事は、M・Aという名の女子児童をそばに呼んで、サンダルを脱がせ、そして新しい靴をはかせた。ダルマズ県知事は、女子児童に向かって、これからは新しい靴で学校に行きなさいと話した。
新しい靴と上着をもらった喜びを味わった少女は、自分の席に戻るとすぐに、「新しい靴が汚れないように」と脱いで、袋の中に入れ、代わりに古いサンダルを履いた。
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翻訳者:近岡由紀
記事ID:14971