チョルム県の二つの村に空から降った正体不明の泡 「とても臭い」と村人

2008年10月25日付 Milliyet 紙
二つの村に空から泡が降った。村人たちの間に大騒ぎを巻き起こした泡の正体の調査が進んでいる。村人たちは、泡はとても臭い、と話している。

チョルム県チョルム郡のカドゥクル村とボズボア村に泡が降った。空から降ってきた洗剤の泡に似た物質について調査がなされた。

町の中心まで15キロメートルの距離にあるボズボア村に、昨日の朝(24日)空から雨のような泡が降った。

村長のウナル・ボズティクリさんは、「朝起きたら、空から洗剤の泡に似たものが固まりとなって降ってきました。生物化学廃棄物の可能性を怖れて、誰も触りませんでした。特に子供たちは近づかせませんでした。地面に落ちた泡の一部は、気温によって溶けました。すぐに軍警察に通報しました」と語った。

臭気がする
軍警察には、同様にカドゥクル村からも同じような通報があった。カドゥクル村のアフメト・ペフリヴァン村長は、泡がとても臭く、それが何であるか分からないと話した。

ペフリヴァン村長は、「我々の畑の上にも泡が降りました。廃棄物のようでした。手短に言いますと、映画で見たものが頭に浮かんだので、泡には触れませんでした。大部分は、関係者が到着するまでの間に溶けてしまいました。現在、畑の農作物に害があるのかどうかを心配しています」と話した。環境森林省の幹部、ズィヤ・チョプル氏は、泡に関する調査を始めたことを明らかにしたが、同省の職員が泡のサンプルをとって、研究所での検査を始めたと話した。

環境森林省の県幹部のズィヤ・チョプル氏は、チョルム郡のボズボア村とカドゥクル村に降ったとされる泡が、チョルム砂糖工場のテンサイ加工所から出たものであることが明らかとなったと語った。


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翻訳者:富田祐子
記事ID:14984