共和国記念日レセプションでトルコの駐在シカゴ総領事、アタテュルクの肖像画を忘れる
2008年10月31日付 Hurriyet 紙
在シカゴトルコ総領事のケナン・イペキ氏が共和国創立85周年を祝して開催したレセプションで、アタテュルクの肖像画が置かれていなかったため緊張の一幕があった。
ユニオン・リーグ・クラブで行われた伝統の共和国記念日レセプションで、毎年アタテュルクの肖像画が置かれている台座に今年はアタテュルクの肖像画が見当たらないことに気付いた招待客らは、イペキ総領事にこの理由を尋ねた。イペキ総領事はこの質問に厳しい反応を見せ「アタテュルクの肖像画はないが、国旗がある」とだけ答えた。それでも招待客らが問いただすと「それほど欲しいのであれば持っていらしたらいいでしょう」と言った。これを受けて間に入ったアズィゼ・サルグン領事補佐官が「持ってきますのでご心配なさらないで下さい。忘れていたようです」と話し、招待客をなだめた。アタテュルクの肖像画は20分後に持ってこられ、拍手で迎えられた。
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翻訳者:倉本さをり
記事ID:15020