トルコ航空、機内食をバージョンアップ におわないラフマージュン(トルコ風ビザ)も

2008年11月05日付 Yeni Safak 紙
トルコ航空が、全世界で機内サービスを行うトルコ系企業のDO&COと共同で設立したターキッシュ・DO&COが、2007年に変更した新サービスのコンセプトを、2008~2009年冬季には新しい選択肢とともにバージョンアップさせた。
「キッチンにいるのは誰?」をコンセプトに企画されたメニューでは、トルコ料理の美味が提供される一方、トルコ航空を愛用する外国人旅行客の期待にこたえるためにイタリアやスペイン、フランス、アジアの料理の一例も提供される。
ターキッシュ・DO&COの腕の良いシェフたちは、一回のフライトで提供可能な最高のサービスと最高級レストランのクオリティー、両者をあわることで、顧客満足度を最高レベルに高めるメニューづくりを目指している。シェフは、最高級、かつ最も新鮮な材料を使って料理をつくり、経験豊富で笑顔のキャビン・アテンタントチームがサービスを行う。

冬季タイムテーブルと共に適用が始められる機内食メニューは、国際線フライトでは8種類、国内線フライトでは4種類のメニューが提供される。このようにして毎週変更されるメニューは、頻繁に利用する搭乗客が異なる味と出会えるようにと考えられた。

トルコ航空で旅行をする人たちには、ナスのケバブ、羊飼いの炒め物、ラフマージュンのようなメニューが提供される。この他、国内線のビジネスクラスでは、シシケバブを薄いパンで巻いたもの、キュルバストゥ(焼肉料理)、ピデ(トルコ風ピザの一種)、国際線では、サフラン入りのバスマティ・ピラフ、キムチ、ビビンバのような外国料理の選択肢も提供される。

■ズイヤ・シャルク社のにおわないラフマージュン

トルコ航空が次期にメニューに追加しようと考えている、におわないラフマージュンについてトルコで最も経験がある会社、ズィヤ・シャルク・ソフラス社が注目されている。1年以上ものあいだ、におわないラフマージュンを生産してきた同社はその秘密を、タマネギと肉の調理の仕方にあるとしている。


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翻訳者:牧 史織
記事ID:15055