イスタンブル地下鉄延長区間の試運転開始―1月15日に向けて

2008年11月08日付 Hurriyet 紙
イスタンブル広域市役所によって、建設費3億2千万YTL(約190億円)で建設されたイスタンブル地下鉄のタクスィム-シシハーネ区間(1.65km)と第4レヴェント-マスラク・アタテュルク工業団地区間(5.5km) で地下鉄の試運転が始まった。

イスタンブル広域市長のカーディル・トプバシュ氏は、この区間が1月15日に開通予定であると発表し、これによりシシハーネとマスラク・アタテュルク工業団地の区間の乗車時間が21分になると語った。トプバシュ市長は、これらの線が開通することによって、既存のタクスィム-第4レベントの地下鉄が15kmの長さに到達すると語り、こう続けた。
「タクスィム-第4レベント間は4.5分に一本の割合で電車が走っています。タクスィム-シシハーネ区間と第4レベント-アタテュルク工業団地の区間が開通すると、70秒に一本の割合で電車が走る予定です。地下鉄に現在、一日に20万人の乗客に利用されていますが、我々はこの数が60万人に増えると期待しています」
トプバシュ広域市長は、10の駅があるシシハーネ-マスラク・アタテュルク工業団地路線が、7月までにはダリュシシャファカまで、2009年末までにはサルイェル・ハジュ・オスマン街区まで延長されることを明らかにした。また金角湾地下鉄橋の入札が行われており、その工事の完了後、この路線はイェニカプ方面からバクルキョイ、インジルリまでの延長が計画されており、2010年に運行開始予定であると語った。


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翻訳者:杉田直子
記事ID:15079