トルコ航空のロンドン・イスタンブル線、酸素マスクを出したまま飛行

2008年11月25日付 Milliyet 紙
トルコ航空のロンドン・イスタンブル間を運行する旅客機の機長が出発の際に機内の気圧を保つための「圧力調整弁」を開くことを忘れたため、3時間半「酸素マスクを出したまま」飛行した。

トルコ航空のロンドン・イスタンブル間を運行したTK1992便機は、3日前の22日、139人の乗客と共にロンドンを出発した。主張されているところによると、しばらくして機内の全ての酸素マスクが出てきた。乗客は客室乗務員に補助されマスクを装着した。

飛行機の機内の気圧が安定するとパイロットは、通常の高度でイスタンブル・ロンドン間の飛行を完了させ、アタテュルク空港に問題なく着陸した。パイロットはミスに気づき、しばらくしてから「圧力調整弁」を開いたと考えられている。

機内の気圧を安定させると、飛行機は通常の航路をとり、イスタンブルに到着した。事件を認めたトルコ航空アリ・ゲンチ報道顧問は、「ブラックボックスを調査にかけている。必要な調査が行われ、報告書にまとめられる予定だ」と述べた。


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翻訳者:茂木あゆみ
記事ID:15189