ラスムセンNATO事務局長のお祖父さんはトルコ人!―エープリルフールでした
2010年04月02日付 Milliyet 紙
エルドアン首相は、「ラスムセン氏の先祖がトルコ人だときき、非常に驚いた」と語った―これも本紙のエイプリルフールの冗談です!
世界中で多くの報道機関が「国際的な冗談の日」である4月1日のニュースの中で次々と面白い冗談を報じた。これらの中で最も面白かったものの1つはデンマークでトルコ語で出版されている月刊誌「Haber」の「ラスムセン氏の祖先はトルコ人」というニュース。世界のメディアで注意を引いた4月1日の冗談とは…
■ラスムーセンはラーシム・レイスだった
トルコ語で出版される月刊のトルコ語雑誌「Haber」のインターネットサイトで、アナス・フォー・ラスムセン NATO事務局長のトルコ系の祖父は、ラーシム・レイスという名前のトルコ人の海賊であったと報じられた。ラスムーセン氏の姓はデンマーク語で「ラーシムの息子」という意味の「ラーシムズ ソン(Rasims sön)」から派生したと報じた。
ラスムーセン氏は、バルケスィル出身のラーシム・レイスの子孫であると分かると大きな衝撃を受け、昨年、NATO事務局長に選出された頃にイスタンブルでレジェプ・タイイプ・エルドアン首相にもこのことを伝えたと語った。そして、これを報じた本紙特派員にトルココーヒーをご馳走し、「我々は同じ民族の家系なのですね」と語った。記事の最後には次のような注意書きがあった「本日は4月1日、人々の間では楽しさが満ちています。あなたもこの記事を笑いながら読んでくれたものと期待します。というのはこの記事で書かれたことはまったくでたらめだからです。今日はエープリールフールなので!
■エルドアンはギリシャを救う!
―エレフテロティピア紙 は「エルドアンはギリシャ経済を救う」という大見出しを使った。同紙の特別記事で「タイイプ・エルドアン首相の決断によりトルコはギリシャに非常な低利息、わずか2.5%の利子で200億ユーロ(約2.5兆円)融資する」と伝えた。
―Adesmeftos Tipos 紙は、「首相、ジュリアと会談」という題の記事で、販売記録を破ったポルノDVDで国を混乱陥らせたモデルのジュリア・アレクサンドラトがゲオルギオス・パパンドレウ首相と執務室で会ったと報じ、モンタージュ写真を掲載した。
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翻訳者:富田祐子
記事ID:18810