また4センチ伸びた!―世界一背の高いスルタンさん、2メートル51センチに
2011年10月04日付 Zaman 紙
一番背の高い人がスルタンさん
高身長でギネス世界記録に登録されていたマルディンのスルタン・キョセンさんだが、また少し身長が伸び、再び世界記録を更新した。以前2メートル47センチだったスルタンさんは、この1年でさらに4センチ身長が伸びた。こうして彼の身長は2.5メートルを超えた。
マルディン県デリク郡デデ村に住んでいるスルタン・キョセンさんは2010年に身長の高さのほかに腕の長さ、脚の長さでギネス世界記録に登録された。スルタンさんは世界でもまれな脳の病気にかかってしまったために身長が伸び続けており、破るのが難しい記録を再び樹立することになった。
身長が2メートル51センチに達したスルタンさんは次のように語っている:「2010年に2メートル47センチの身長を含めギネス世界記録の3つの部門に登録されました。去年から今年にかけて新たに計測したところ、さらに少し身長が伸びていました。新しい測定結果では身長は2メートル51センチになっていました。これも世界新記録です。破るのが難しい記録をまたひとつトルコに持って帰ります。世界一背が高い人として2012年のギネス世界記録にも記載されます。マルディンを、トルコを、最も素晴らしい形でヨーロッパや世界に紹介することができ、とても光栄です。世界一の身長のほかに腕の長さと足の長さの記録もあります。私は3つの世界記録を一度に持っているのです。」
■「怪我のために生活が混乱した」
スルタンさんは以前バランスを崩して転倒してしまったために脚に大怪我を負ったが、このことに関しては次のように述べた:「最近アメリカで治療を受け、その後体調は徐々に落ち着いてきました。しかし4か月前は脚の怪我で生活のすべてが混乱ました。このために手術を受けることにしたのです。1か月間入院しました。当時私には非常にたくさんのオファーがありました。しかし怪我をして、すべてがストップしてしまいました。以前自伝を翻訳したとき、ハリウッドからも私にオファーが来たのですが、脚の怪我のために、残念なことですが私の代わりにほかの人がその役を演じたのです。回復したら私の人生を、ストップしていたところからまた続けていきます。」
■平和のよびかけ
彼はまた、地方で増加している暴力的な事件に関しても問題の解決を人々に呼びかけ、次のように述べた:「ここ最近毎日殉職のニュースが聞かれます。毎日どこかの家族が途絶えています。私たちは自由で友好的な生活を望んでいます。毎日母親たちが泣き、子供たちが父親を亡くすことにとても悲しみを覚えます。私は皆さんに言いたい。この問題をいかに解決するにせよ、まずは皆さんが手にしている石を置きましょう。もう、家が途絶えることのないように、母親たちが泣くことのないように。私たちが望んでいるのはこれだけです。トルコでともに平和的に、友好的に暮らすことを望んでいます。」
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翻訳者:佐藤悠香
記事ID:24166