アッバースィー原子力庁長官「誤った情報を与えることで西側のスパイ機関をかく乱」

2012年09月22日付 Jam-e Jam 紙
 イラン原子力庁長官は「我々は核施設や自らの成果を守るために、時によって〔敵を〕かく乱するような情報を西側のスパイ機関に与えている」と述べた。

 フェレイドゥーン・アッバースィー長官はロンドン発行のアル・ハヤート紙のインタビューで、「我々は海外のスパイ機関をかく乱しているのである」と付け加えた。

 同氏は、かつて有罪判決を受け、自らの無実を証明しなければならない側として、イラン政府を扱ってきた国際原子力機関(IAEA)の姿勢を非難し、こうした姿勢は受け入れられないとした。

 同氏はさらに、「もう一方の側〔=欧米諸国〕は我々に嫌疑をかけ、IAEAもこの嫌疑を証明しようと努力している。彼らはイランを孤立化させ、対イラン制裁を強化させるための法的な枠組みを見つけようとしているのだ」と付け加えた。

 同氏はその上で、「もし天野之弥IAEA事務局長が(イランの)問題への対応でこれまで取ってきたようなやり方を続けるならば、この問題〔=イラン核問題〕は11月に再び、国連安保理に付託されることになるだろう」との予測を示した。


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翻訳者:8410068
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