イラン外務省は、声明の中で国際原子力機関理事会の反イラン決議を非難しつつ、この措置は政治的で非建設的であり、一部の欧米諸国による失敗したこれまでの政策を継続するものであると見なした。 【ジャーメ・ジャム電子版】イラン・イスラーム共和国外務省は、IAEA理事会会合において反イラン決議を可決した多くの国々の措置を強く非難した。 外務省の声明には次のように述べられている。「イラン・イスラーム共和国は、この決議案の提出と可決を、政治的で非建設的、そして一部の欧米諸国による失敗した 全文をよむ
−(続き)− ◆世界を救いたいのなら、こうするしかない… 第1回国際原子力会議事務局のホセイン・アーファリーデ氏はこの世界を守り、人々の生活をより良くしたいのならば、原子力産業へ投資する他ないと強調した。 同氏は国際原子力会議において核燃料サイクルにおける13の様々な分野が議題とされたことに言及し、付け加えた。「イランはほとんど全ての分野に参入した。分野によって差はあれど、放射線利用・発電所・原子炉・放射性医薬品・燃料といった分野では優位にある。そしてこのような国際会 全文をよむ
第1回国際原子力会議事務局のホセイン・アーファリーデ氏は以下のように述べた。「イランは域内のハイテク産業・原子力産業において有力な国であり、IAEAはイランの人的資本に頼ることができる」 【ハムシャフリー電子版】第1回国際原子力会議事務局のホセイン・アーファリ―デ氏は、同会議は原子力に関わる知と産業の分野において今日イランが成熟期に達したことを示すものであるとして、以下のように述べた。「イランの原子力産業は、一部の科学分野において域内諸国を凌駕すらしており、このことが今回の国際会議開 全文をよむ
アメリカ国務省は、月曜夜、イランが国際査察官による査察を拒否したと主張するとともに合衆国は核合意への復帰を考えていないと発表した。 【ハムシャフリー電子版】アメリカ国務省は、核合意に復帰しないことの口実に関して、合意への復帰を考えないのはイラン政府がIAEA査察官らによる活動許可を取り消してきたからであると発表した。 一方、複数のIAEA査察官の活動許可を取り消した最近のイランの措置は、イラン・IAEA観の包括的保障措置協定第9条に規定された主権的権利に基づいて行われたも 全文をよむ
ロシア外相は以下のように述べた:アメリカ政府は、JCPOAに復帰する代わりに、イランに追加の要請を行うつもりでいる。 【ハムシャフリー電子版】セルゲイ・ラブロフ露外相は木曜日に、アメリカ政府がJCPOAへの復帰に代わり、イランに対して追加の要請を行うつもりであることを再度述べた。 ロシア外相は以下のように述べた。「ジョー・バイデン新政権が発足した際、彼らはこの計画に復帰する準備はできていたが、決議第2231号とJCPOA自体に完全復活する決定を下す代わりに、イランに対する追加 全文をよむ
(続き) −アミールアブドッラ-ヒヤーン氏はイラク訪問時にイラクのフアード・フセイン外相の発言を引用して、JCPOA協議復帰の準備ができているという米国のイランに対するメッセージを公表しましたが、現在米国はこれを否定しています。この否定を米国の矛盾した行動の一つと解釈できますか? 私の知る限りでは、米国側は2国間チャンネルを通じた我が国との直接交渉を追求しています。もちろん、私は直接交渉に反対ではありません。しかし何らかの前提条件をもってこの行動は行われるべきです。JCPOAに生 全文をよむ
国会国家安全保障外交政策委員会のマフムード・アッバースザーデ委員は、グロッシ氏がイランに来るたびに問題を解決しないどころか大きな諸問題を生み出しているため、しばらくの間政府は同氏をイランに入れるべきではないと提案しつつ、2国間ルートを通じたイランとの直接交渉を米国が追求していることを明らかにした。 【本紙−ファターネ・アハディー】国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長がテヘランを訪問する予定だ。この訪問の重要性は何かということや、この訪問がイランにとってよい結果をも 全文をよむ
IAEAを利用して平和的核活動を阻害しようとする欧米の口実作りは際限がないようだ。今日までのところでの、その一連の口実作りの最後のものは、イランの核施設で濃縮度60%以上[の濃縮ウラン検出]を証明する資料を提出するとして、イラン・イスラーム共和国を非難する疑惑を提起したことである。もちろんこれに論理的な根拠はなく、いくつかの憶測に基づくものに過ぎない。 (ホセイン・アーブニーキー/核問題専門家) 実際のところ、60%以上のウラン濃縮を行なうためには諸々の一連の作業が必要だが、イ 全文をよむ
IAEA事務局長は、イランが最近のウィーン協議で新たな案を何も提示しなかったと主張し、イランとの協議は今後数週間継続するという考えを示した。 【ハムシャフリー電子版】IAEA事務局長ラファエル・グロッシ氏は、エジプトで開催中の気候変動会議の傍ら、水曜日夕方にロイター通信のインタビューで、イラン・イスラーム共和国に対する自身の主張を再度繰り返した。 グロッシ氏は、「イラン代表団が最近ウィーンで開催された協議で同国の核開発計画に関して、新たな案を何も示さなかった」と主張した。 全文をよむ
イラン外相は、前述のインタビューで保証に関して次のように述べていた。「我々が保証を提起するときは、2015年の合意に対する米国の態度を念頭に置いている。トランプ氏のJCPOAからの離脱は国際規範に反する行動だった。現在でも、我々が直面しているのが、米国の交渉当事者は次期政権について我々に何の保証もしないと宣言している状況である。本来、国際的な慣習と手続きにおいて、なんらかの合意が結ばれる場合、その協定は、政治体制や国家間での永続的な合意であり、交代することのある政府間での合意ではない」。 全文をよむ
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相はさらにこのように語った。「反イランの立場から非難を受けている3箇所の(未申告)施設(※)についてIAEAはいくつか疑問を抱いているが、我々はそれらに答える用意がある。しかし我々は、IAEAはもっと技術論的な面について行動すべきだと強く信じている。我々がIAEAに対して抱いている問題は、IAEAが政治的に動いていることである。もしIAEAが彼らの技術面の義務と責任に専念すれば、我々もこの方向でIAEAへの協力を強化するつもりである。2015年の核合意で、 全文をよむ
米国のイラン担当特別代表がインタビューで、核合意再建に向けた外交努力が成果をあげていないことに関して、イランに責任を転嫁しようとし、「バイデン政権は、米国の次期政権が核合意から脱退しないことをイランに保証することはできない」と述べた。 【ハムシャフリー電子版】The World[米国の公共ラジオ番組]のウェブサイトによると、米国のイラン担当特別代表ロバート・マレー氏がこのラジオ番組のインタビューで、核合意再建交渉は行き詰まっているのか否かという質問に対して、「我々は1か月前は合意に近 全文をよむ
在ウィーン国際機関ロシア政府代表部常駐代表のミハイル・ウリヤノフ氏は、「もしイランの石油に対する制裁が解除されたら、同国は100万バレル強(の原油)を世界市場に供給することが可能だが、この変化は(市場に)それほど大きな影響力をもたない」と述べた。 【ハムシャフリー電子版】ロシア国営メディアのスプートニクによると、ウリヤノフ氏は、JCPOA(包括的共同作業計画、いわゆる核合意)について、「もし全ての制限(米国の対イラン制裁)が解除されたら、恐らくイランは来年中に自国の石油関連技術のある 全文をよむ
Q 欧州側が合意に達するうえで十分な役割を果たせていないのはなぜですか? A 2008年の金融危機、BREXIT(イギリスのEU離脱プロセス)、および最近のウクライナ戦争以降の国際社会のバランスにおいてEUの役割が徐々に縮小している事実には注意する必要があります。そうした結果、欧州は期待されている役割を果たせないでいるのです。ウクライナ戦争開戦以降、欧州は軍事的にも戦略的にも、以前にも増して米国への依存度を強めており、そのため欧州各国は深刻な制約に直面することになりました。そうした制約 全文をよむ
〜交渉における最近の米国および欧州当局の姿勢の背景/イランから欧州へのエネルギー輸送における主な3つの障害〜 国際問題の専門家であるラフマーン・ガフレマーンプール氏は、もし9月の[IAEAの]会合までに交渉が決着せずより良い方向に進展していなければ、米国や欧州の側がイランの問題を再び安全保障理事会に付託する可能性があるとみている。 【ハムシャフリー電子版−ファターネ・アハディー】今回の交渉期間の終了に伴い、ボレル氏(=ジョセップ・ボレルEU上級代表でイラン核合意共同委員会調 全文をよむ
中国外務省報道官は記者会見で、イラン核合意維持への中国の決意を強調した。 【ハムシャフリー電子版】中国外務省の華春瑩報道官は週例記者会見で、ウィーン協議の再開に関して、「中国はイラン核合意を維持する明白な義務があり、ウィーン協議の再開を歓迎する。これはすべての当事国が協議再開に向け全力を傾注した結果であり、国際社会の期待に沿うものだ」と述べた。 同氏は続けて、「交渉再開によって、イランの核問題を政治的・外交的に解決するための新たな機会が訪れた。我々は、すべての当事者がこの 全文をよむ
外相は、合意によるイランの経済的利益、レッドラインの堅持、及びわが国固有の平和的核利用に関する能力と知識と技術の保持が、交渉チームの重大な関心事であることを強調した。 【ジャーメ・ジャム電子版】ホセイン・アミールアブドッラーヒヤーン外相は、イスラーム評議会[国会]の憲法第90条委員会に出席し、国会戦略法の実施方法や制裁解除の交渉に関して提出された質問や不明点に回答した。 この会合では、ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーンのペジュマーンファル同委員会委員長とナバヴィヤ 全文をよむ
【イラン電子版】アルジャズィーラはあるイラン当局者の言葉を引用し、「我々はこの数日内に核合意を結ぶ用意があるが、勿論、これには米国が明確な決断を下す必要がある」と記した。 イラン人のある高官はアルジャズィーラに対して以下のように語った。「イラン政府は交渉の席を離れたことはないし、今後も離れるつもりはない。核合意から離脱し、その履行を難航させたのは米国政府当局だった。」 アルジャズィーラは、このイラン人当局者の名前は明かさなかった。 アルジャズィーラは上記高官の 全文をよむ
イランの首席交渉官は、地域および国際的な場におけるカタールの建設的な役割をイランは支持することを強調した上で、今回の制裁解除交渉をカタールが主催していることを、対話と交流を促進する同国の善意の表れであるとみなした。 【ジャーメ・ジャム電子版】アリー・バーゲリー政務担当外務次官は今朝、カタールのシェイフ・ムハンマド・ビン・アブドルラフマン・アール・サーニー副首相兼外務大臣と会談し、両国間の協調と地域情勢の推移について話し合った。 この会合でバーゲリー政務担当外務次官は、二国 全文をよむ
アブドッラーヒヤーン外相は、「我々は合意の最終段階に近づいている。いくつかのまだ残っている重大な事項について、EUの調整官を通じてアメリカに新たな提案を行なった。」と語った 【ジャーメ・ジャム電子版】イランのホセイン・アミールアブドッラーヒヤーン外相はイラクのフアード・フセイン外相と電話会談を行い、新年の祝辞を述べたうえで、両国間の懸案事項について意見交換を行った。 アミールアブドッラーヒヤーン外相はこの電話会談の中で、二国間関係、特に互恵的な分野での様々な領域の問題につ 全文をよむ
“イラン核合意再建に向けたウィーン協議において、ロシア代表団のミハイル・ウリヤノフ氏(在ウィーン国際機関ロシア政府代表部常駐代表)は今回の協議のラウンド終了後、ウィーンのコーブルク・ホテルの前で記者団の取材に応じ、「協議が行き詰まっているかどうかは認知せず、これについて話すことはない」と語った” 【ウィーン=イラン紙特派員】ウリヤノフ氏は「欧州諸国の代表団は先週ウィーンを離れたが、(彼らとの)電話協議は継続している。これだけは申し上げたいが、(ウィーン協議が)合意に至るかどうかは単にロ 全文をよむ
“イラン核合意再建に向けたウィーン協議において、ロシア代表のミハイル・ウリヤノフ氏はエンリケ・モラ氏と再び会談したと発表した” 【ウィーン=イラン紙特派員】ロシア代表のミハイル・ウリヤノフ氏は自身のツイッターに「ウィーン協議の調整役を担う欧州連合のエンリケ・モラ[欧州連合対外活動庁事務次長]と再度会談し、JCPOA(いわゆるイラン核合意)再建のための外交的〈マラソン〉の最終段階における協議を行った」と投稿した。 全文をよむ
イラン核合意再建に向けたウィーン協議において、イラン・イスラーム共和国交渉団トップのアリー・バーゲリー博士[政務担当外務次官]と協議の調整官であるエンリケ・モラ氏[欧州連合対外活動庁事務次長]による二者協議が、現在ウィーンのコーブルク・ホテルで行われている。 全文をよむ
“シオニスト体制(イスラエル政府を指す)首相がロシア大統領と会談し、[イラン核合意再建のための]ウィーン協議について話し合った” 【ハムシャフリー電子版】ロシア国営のタス通信を引用したイラン学生通信(ISNA)によると、シオニスト体制のナフタリ・ベネット首相は本日(3月6日日曜日)朝、モスクワを訪問し、ロシアのウラディーミル・プーチン大統領とクレムリンで会談を行った。 ある情報筋によれば、両者は3時間近く会談し、ロシアによるウクライナ攻撃や米国の包括的共同行動計画(JCPO 全文をよむ
【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によると、イランの国会担当副大統領のセイエド・モハンマド・ホセイニー氏は訪問先のエスファハーンで[イラン核合意(JCPOA)の再建を巡るウィーン協議]について言及した。同氏は「この協議においてイランにはゆずれない複数のレッドラインがある。西側諸国の側から、合意前にイランと米国の直接交渉を行うべきとの多くの主張がなされているが、これには必要性がない」と語った。 [訳注:前文は本文と全く同じ内容だったため省略。] 全文をよむ
ウィーンのある情報筋は、経済制裁解除をめぐる協議の8回目の中断に言及し、こう述べた。「もし相手諸国代表団が各国首都から帰還後に必要な決定を採択するなら、合意に向けた迅速な動きがあった可能性がある。」 イラン国営通信(IRNA)によると、同人物は「残りの議題の重要性と政治判断の採択の必要性を鑑み、各使節団は協議のために本国へ戻る合意がなされた」 と述べたという。 この情報筋は、この短い期間の中断の後に8回目の協議が再開するだろうと述べ、 「対話の流れは総じて建設的で 全文をよむ
イラン外務省報道官は、「協議の中断は、双方同意のスケジュールとヨーロッパの休暇を考慮したものだ」と述べた。 【ジャーメ・ジャム電子版】イラン外務省のサイード・ハティーブザーデ報道官は、今回の協議における代表団の復帰時期について、4+1メンバー国の欧州3か国外交官が事実とは異なる発言や捏造を行なったことに対し、次のように述べた。「イランが協議の中断を要求したという欧州諸国の主張に反し、イラン自身も他の4+1メンバー国も、このスケジュールは全体の合意に基づいたものであり、またクリスマスや 全文をよむ
米国務省報道官は記者会見で、ウィーンでの核合意再建協議の現状への米政府の評価に関する記者の質問に答えた。 【ジャーメ・ジャム電子版】イラン学生通信によると、米国務省副報道官のジャリナ・ポーター氏は記者会見で、ウィーンでの核合意再建協議の現状への米政府の評価がどのようなものであるか、また米もイランのように交渉が進展したと考えているかという質問に答え、「特筆すべき評価を示すことはできないが、米国務省イラン担当特別代表でウィーンでの米側の交渉官、ロバート・マレー氏とその代表団が昨日(日曜日 全文をよむ
―(1)の続きー ※明白なJCPOA違反の項目は削除され、いくつかの項目が追加された このことについて、ある情報筋はウィーンでの今回の協議と提示された合意案に関し、ファールス通信の記者に以下のように語った。「イラン代表団の合意案は以前の6回の協議で得られた内容に基づくものではあったが、無論異なる点もあり、以前の合意案の草稿に複数の項目を追加されたり、JCPOAに明記されている事項に反しているという理由で幾つかの部分が削除されたりして、最終的に2つの文書の形で交渉相手国側に提 全文をよむ
ウィーン協議のイラン交渉団は完全にJCPOA[イラン核合意]の枠内にある2つの文書を提出した。文書は前6回の協議での合意草案を踏まえつつ、JCPOAの明白な違反項目を修正し、いくつかの項目を加えたものであった。 【ジャーメ・ジャム電子版】ファールス通信によると、先週オーストリアを開催国として首都ウィーンのコーブルクホテルで、イランと4+1か国(ドイツ、フランス、イギリス、ロシア、中国)間で新たな協議が開催され、第13期イラン政府の新しい代表団が米国の制裁解除について話し合った。 全文をよむ
米国家安全保障担当大統領補佐官は、国連安保理決議第2231号[イランの核問題に関する決議]に米国が2018年に違反したことには言及せず、会見で「米国は核協議復帰の準備ができている」と主張した。 【ジャーメ・ジャム電子版】ジェイク・サリバン米国家安全保障担当大統領補佐官は会見でCNNに対し、「米国は包括的共同作業計画(英語名JCPOA、ペルシア語名BARJAM)に関する交渉に復帰する準備ができている。しかし、テヘランはいまだこれを遂行する意思を見せていない」と馬鹿げた主張をした。 全文をよむ
米国上院外交委員会のメンバーがIAEA事務局長との会談後、イランに引き続き圧力をかけることを要請した。 【ハムシャフリー電子版】イラン学生通信(ISNA)の報道によると、火曜日〔10月19日〕ワシントンにて、共和党有力メンバーのジム・リッシュ米国上院議員と、ラファエル・グロッシ国際原子力機関(IAEA)事務局長が会談し、イラン〔の核問題〕を議題の一つとして取り上げた。 アイダホ州選出のリッシュ上院議員は、グロッシIAEA事務局長との会談の前に、声明を出している。声明では、 全文をよむ
欧州連合外務・安全保障政策上級副代表のエンリケ・モラ氏は、イラン・EU関係に関する協議、アフガニスタン及びイエメンにおける変動を含む地域問題及び不当な制裁の解除に向けた交渉に関する協議のためにテヘランを訪問し、イラン政務担当外務次官であるアリー・バーゲリー氏と会談を行った。 【ハムシャフリー電子版】我が国の政務担当外務次官はこの会談の中で、イランは国際舞台において責任のある役割を有していることを常に示してきたが、一方、相手側の行動は、責任を負うことに対し意味ありげな距離を取っているこ 全文をよむ
メルケル独首相はイスラエル首相との共同記者会見で、イランがウィーン協議に直ちに復帰するよう求めた。 【ジャーメ・ジャム電子版】ファールス通信によると、ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、占領地におけるシオニスト政権[イスラエル]のナフタリ・ベネット首相との共同記者会見で、JCPOA(包括的共同行動計画)再建のためイランにウィーン協議へ直ちに復帰するよう求めた。 メルケル首相はウィーン協議を再開する必要性を強調し、「我々はイランに対し、彼らは交渉のテーブルに直ちに戻るべきであ 全文をよむ
第6ラウンドの協議を総括するため合同委員会会合が開催された。 【ハムシャフリー電子版】JCPOA[包括的共同行動計画;イラン核合意]再構築のためのウィーンにおける交渉の第6ラウンドの終わりにエンリケ・モラ欧州対外行動庁事務次長を議長とするJCPOA合同委員会会合が開催され、その間各国代表団の長たちは専門家チームの継続的かつ集中的な努力に満足の意を示し、今回のラウンドの協議結果を共同評価した。 今回会合での我が国代表団団長セイエド・アッバース・アラーグチー氏[政務担当外務次 全文をよむ
国際機関ロシア連邦政府代表ミハイル・ウリヤーノフ氏は、ツイッターに「月曜日に国際原子力機関(IAEA)の3月理事会が開始し、イランは再び注目の的となるだろう。一方で、米国は他の理事国に対し、イランの核関連活動の拡大に関して批判を行う決議案を支持するよう要請している。」と投稿した。 【ハムシャフリー電子版】ミハイル・ウリヤーノフ氏は、金曜日ツイッターに「IAEAの35の理事国に共通する責務は、議論がイラン核合意の完全な復活に向けた外交努力に否定的な影響を及ぼさないことを保証することであ 全文をよむ
外相は、欧州3か国の首脳らはJCPOA[包括的共同作業計画(イラン核合意)]維持のために何もしていないとした上で、JCPOAが存続しているのは欧州3か国ではなくイランの尽力によるものだと自身のツイッターアカウントに投稿した。。 外務省報道局によると、モハンマド・ジャヴァ―ド・ザリーフ外相は本日日曜日の午後、自身のツイッターアカウントに以下のように投稿した。「欧州3か国の首脳―JCPOAの下での自身の責務を果たすのに、OFAC(米国財務省外国資産管理局)職員の署名と許可ばかり気にして 全文をよむ
IAEA[国際原子力機関]は水曜日、イランが研究用原子炉に使用する金属ウラン生産のための研究開発活動を開始していると発表した。 【ハムシャフリー電子版】イラン学生通信(ISNA)によると、ロイター通信は以下のように報じた。「IAEAは声明のなかで、テヘランにある研究用原子炉のための改良型燃料の設計に向けすでに発表された目標の一部として、金属ウラン生産に向けた研究開発活動を実施するというイランの計画に関する最近の進展について、ラファエル・グロッシIAEA事務局長が本日、加盟国に情報を通 全文をよむ
アラーグチー政務担当外務次官は独占インタビューでイランによる20%のウラン濃縮は迅速かつ容易に戻すことができると述べた。 我が国のセイエド・アッバース・アラーグチー政務担当外務次官は、木曜日NHKとの独占インタビューで、過去4年間のアメリカの制裁の影響に言及し、「一外交官としての立場で述べるが、イランは制裁再解除の確信が得られる瞬間を逃すことはないだろう」と述べた。 彼は、制裁が解除されイランが核合意の利益を享受できた場合には、イランは自身の核の義務に立ち戻るだろうと述 全文をよむ
“ジョー・バイデン次期米国大統領の元アドバイザーは、包括的共同行動計画(JCPOA)[訳注:通称イラン核合意]に復帰することはジョー・バイデン政権の最優先事項の一つであり、バイデン氏は就任後すぐにJCPOAに復帰するだろうと述べた。” 【ハムシャフリー電子版】バイデン氏の元アドバイザーであるアモス・ホッホシュタイン氏はインタビューの中で、「バイデン氏は大統領就任後の最初の数ヶ月間で、完全に包括的共同行動計画(JCPOA)に復帰すると私は信じている」と語った。これは、過去3年間にイランが 全文をよむ
イランはJCPOA[訳注:包括的共同作業計画、いわゆる「イラン核合意」]の原子力開発分野における全ての義務を停止した。 ザリーフ外相がモゲリーニ氏に宛てた書簡の詳細 イラン外務省報道官はムハンマドジャヴァ―ド・ザリーフ外相がフェデリカ・モゲリーニ欧州連合外務・安全保障政策上級代表に宛てた書簡の詳細を明らかにした。 セイエド・アッバース・ムーサヴィー報道官は「ザリーフ外相はシャフリーヴァル月14日[西暦9月5日]木曜日にモゲリーニ氏に宛てた書簡で、米国のJCPOA離脱 全文をよむ
フランスのマクロン大統領は、米国による制裁の補償するために、欧州は効果的な対策を講じられていないことを認めたうえで、フランスは制裁の埋め合わせを行うために尽力すると述べた。 大統領府広報サイトの発表によると、イラン・イスラーム共和国のホッジャトルエスラーム[訳注:正確には、ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーン。十二イマーム派ウラマーの位階において、アーヤトッラーに次ぐ地位]・ハサン・ロウハーニー大統領と、フランスのエマニュエル・マクロン大統領は本日[訳注:7月7日]電話会談を行い 全文をよむ
イラン外務省報道官は会見で、「ヨーロッパが自らの責務を忠実に履行するのならば、イランもJCPOA[包括的共同作業計画]にとどまるだろう」ということを強調した。 ファールス通信によると、イラン外務省報道官のセイエド・アッバース・ムーサヴィー氏は「ヨーロッパ諸国がJCOPAのもとで自らの責務を忠実に果たすのならイランもこの合意に残るだろう。」と述べた。 彼はトルコのアナトリア通信に向けて会見を開いて次のように述べた。「しかし、我々がこのことを確信できなければ、イランは核合意から離 全文をよむ
イラン原子力庁ベフルーズ・キャマールヴァンディー報道官は、「イラン原子力庁の行動計画に原子力発電推進の実施が盛り込まれた。本件は、アメリカのイラン制裁への対策法(米国対策法)の中でも触れられ、開発予算が割り当てられている」と述べた。 メフル通信によれば、キャマールヴァンディー氏は出版展を視察した後の記者会見で次のように述べた。「おそらく我が国は内製能力向上とともに、原料を自国で調達できるようになる。また米国対策法の中で、2千億リヤール(およそ6億4千万円)がイラン核産業の発展のため 全文をよむ
イスラーム議会(国会)の議員103名は、月曜日の2月20日(西暦5月9日)に行われた公開会議で発表された通告書の中で、大統領に対し「核問題に関する包括的共同作業計画」の中止に期限を設けるよう求めた。 IRNA(イラン国営通信)国会担当記者の報道によると、国会運営委員会メンバーのモハンマド・デフガーン議員が読み上げたこの通知書の中で、ハマダーン選挙区選出のエブラーヒーム・カールハーネ氏をはじめとする、102名の議員が大統領に対し計画中止の期限を設定するよう求めた。 このよ 全文をよむ
イラン国営通信が行った最新の世論調査によると、テヘラン市民の79%が「包括的共同作業計画」(核合意)が履行され、制裁が解除されたことを聞いて、うれしい気持ちになったと答え、75.5%は包括的共同作業計画の履行と制裁解除によって、イランの未来に希望を持てるようになったと答えた。 イラン国営通信世論調査センターは、この重要な出来事〔※包括的共同作業計画の履行〕から3日目の1394年デイ月29日(2016年1月19日)、包括的共同作業計画の履行と制裁解除に対する市民の反応を図る目的で、2 全文をよむ
【政治部】包括的共同作業計画〔※イランが5+1と結んだ核合意のこと〕の中身には、濃縮ウランをイランから他の国に搬出する作業に関するものも含まれていたが、このたびこの計画に従い、イランからロシアへの濃縮ウランの搬出が完了した。 イラン原子力庁長官は〔ウラン〕燃料の交換に関する事前作業が最近終わったことを明らかにした上で、「この交換では、およそ197トンのイエローケーキ(ウラン精鉱)が国内に輸入され、およそ11トンの濃縮ウランが輸出された」と述べた。 イラン国営通信の報道によ 全文をよむ
ロシアのプーチン大統領は、[イランと5+1ヶ国による]核合意の発行により、フォルドウやアラーク[Arāk, アラク]の核施設の更新に必要な技術供与や、イランから濃縮ウランの移送が行われると発表した。 メフル通信によると、[ロシアの]スプートニク通信は次のように書いている。「ロシア政府の公式ウェブサイトで、同国のウラジミール・プーチン大統領が、フォルドウウラン濃縮施設やアラーク原発の重水炉の更新に必要な技術移転差し止めを解除したと発表された。」 同大統領はまた、核合意の調 全文をよむ
一時間前にも、EUがイランに対する制裁解除の指示を出し、その指示内容の実行はイランが果たすべき取り組みについてのIAEAの報告次第であるとした。 一方、バラク・オバマ合衆国大統領は、イランに対する制裁解除のための数段階の指示を出した。 オバマ氏は発表に従い、イランが自身の果たすべき約束を果たしていることを国務長官が確認するまで、イランへの制裁を解除しないよう指示を出した。 米国大統領は、この指示において米国が果たすべき義務の実行的かつ即時的な実施を保証するた 全文をよむ
イラン外務大臣であるモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ氏とEUの外務・安全保障政策上級代表であるフェデリカ・モゲリーニ氏は、共同声明において「双方が共同行動包括計画(JCPOA=Joint Comprehensive Plan of Action)の実行に向けて、自身の果たすべき義務に専念している」と表明した。 タスニーム通信から引用したジャーメジャム・オンラインの報告によると、この声明の全文は以下の通りである。 『本日は、イランの核計画に関する共同行動包括計画が可決さ 全文をよむ
イラン原子力機構(AEOI)サーレヒー理事長は、[核問題に対する]共同行動包括計画(JCPOA=Joint Comprehensive Plan of Action)に関する第一緊急度の包括案の可決について以下のように述べた。「政府は、共同行動包括計画について議員らの要求を実現するため一丸となって取り組んで行く所存である。」 イラン学生通信の報じたところによると、アリーアクバル・サーレヒー理事長は、共同行動包括計画におけるイラン・イスラーム共和国の措置である第一緊急度の法案を評価し 全文をよむ
ウィーン発ロイター通信は、イラン外交官の一人の言を引用し、イランと6カ国は歴史的合意に達したと伝えた。 同通信は、当該外交官の名前については公表せず、次のようにその言葉を引用した。「すべての懸案事項は解決した。我々は、合意に至ったのだ。」 ロイターによれば、合意により、国の核計画の規制と引き換えとしてイランへの制裁緩和が実施される見通しである。 ロイターは、他のイラン高官もこの合意達成を認めたと強調している。 全文をよむ
フランス外相は、イランと6カ国(安保理常任理事国及びドイツを加えた5+1カ国)との核協議に関して、自身の最新の意見表明を行った。「本日(月曜日)午後、協議に関する声明が発表される予定だ。」 イラン学生通信は、ロイター通信の記事を引用し、次のように報じた。「フランス外相のローラン・ファビウス氏は、イランと6カ国との協議に関する意見表明の中で『我々は、月曜の午後、イランとの核協議に関する声明を発表する予定だ。』と述べた。」 協議は目下、交渉国の外務大臣らとヨーロッパ連合外交 全文をよむ
イラン原子力機構報道官は、次のように述べた。「IAEA国際原子力機関代表団5名のテヘラン訪問により、イラン原子力機構の責任者、IAEAイラン代表、そして国家安全保障最高評議会の担当者らの間で交渉が行われた。」 イラン原子力機構報道官のベフルーズ・キャマールヴァンディー氏は、IAEAの使節団5名がテヘラン入りしているとし、次のように述べた。「この使節団がテヘラン入りした理由は、IAEA事務局長の天野之弥氏が最近テヘランを訪問した際に達した合意内容について、その詳細をつめるための協議に 全文をよむ
イラン核交渉団の報道官は、「事前の取り決めに従い、ザリーフ外相は今晩、テヘランに向けウィーンを発った。テヘランに一日滞在の後、再びウィーンへ戻る予定である。」と述べた。 イラン国営放送のウィーンからの報道によると、同報道官は次のように続けた。「核交渉団は、外務次官らを代表としてウィーンに残し、合意に向けた調整を続ける予定である。」 また「イラン外相とアメリカ国務長官の両閣僚は会談後に、各々の交渉団に合意文書の内容及びその細部を詰めていくのに必要な指示を出した。」と説明し 全文をよむ
制裁の解除はイラン側の約束の履行に応じたものであってはならない アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は核交渉のレッドラインについての議論の続きで、次のように付け加えた。 制裁の解除は、イラン側の約束の履行に応じたものであってはならない。「キミたちは約束を履行したまえ、その後でIAEAは制裁の解除に向けて、〔約束が履行されたかどうかを〕確認するかもしれない」などと〔アメリカ側が〕言うのは許されない。我々はこのようなやり方を絶対に受け入れない。 〔‥‥〕 アーヤトッ 全文をよむ
革命最高指導者はその上で、アメリカとの交渉の複雑な舞台裏について説明するなかで、もう一つの重要な点、すなわちアメリカ政府は核合意を必要としているということについて、検討を加えた。 同師は、次のように付け加えた。 彼らが交渉で自らの目標を達することができた場合、それは彼らにとって、大いなる勝利を達成したということを意味しよう。なぜなら、彼らは独立を希求するイラン国民を屈服させ、他国にとって模範となる可能性のある国を打ち負かしたことを意味するからだ。 〔‥‥〕 全文をよむ
アメリカの過剰な要求 革命最高指導者は、イランからみて良い合意とは公正かつ公平な合意のことだと指摘した上で、次のように付け加えた。 交渉の過程で、アメリカは制裁解除のために約束した6ヵ月という期間を、まず1年に変更し、その後相次いで過剰な要求をつきつけて交渉を長期化させ、ついには追加制裁をちらつかせるまでになった。彼らは軍事行動について口にし、テーブルの上やら下やらについて話すようになった〔※〕。 ※訳注:ローズ国家安全保障補佐官補が今年4月に「イランに関しては軍事的選 全文をよむ
革命最高指導者、交渉団を支持 アーヤトッラー・ハーメネイー閣下が核に関する議論の導入部として指摘した第2の点は、我が国の交渉団の面々が有している誠実さであり、彼らの誇り高さ、勇敢さ、そして信仰心の篤さであった。 同師は次のように述べた。 このチームは、国民としての誇り高さと細心の注意、そして複雑に絡まった問題を解きほぐし、国事を前進させようとする〔堅い〕意志をもって、数多くの交渉相手を前にして獅子奮迅の活躍をしている。彼らは勇敢さをもって、〔イランの〕立場を述べ 全文をよむ
イスラーム革命最高指導者はさらに、次のように付け加えた。 なかには、抵抗経済というモデルは理想的なモデルかも知れないが、その実現可能性は存在しない、などと考える人もいるかもしれない。しかし私は断言する、国の現下の状況で抵抗経済というモデルを実施することは、〔国内に〕今ある可能性に注意を払うならば、まったくもって可能だ、と。 同師は、抵抗経済政策の実施にあたって必要とされる行動として、・節約に励むこと、・特に政府機関が国内製品の消費を励行すること、・妥当性を欠いた輸入や密輸を真剣 全文をよむ
イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は昨日夕方、ラマダーン月恒例の三権の長および体制高官との面会の中で、〔‥‥〕核交渉のあり方をめぐって決定的に重要な点を述べ、イラン側にとって譲ることのできない核のレッドラインについて詳細を明確に表明した上で、 アメリカはイランの原子力産業の破壊を望んでいる。これに対し、イランの全責任者はレッドラインを強く主張しつつ、よき合意、すなわち公平で公正かつ名誉ある、イランの国益と合致した合意を追い求めている。 と強調した。 全文をよむ
我が国[イラン]の外相は、ドイツ、イギリス、フランスの三国の外相との会談のため、今朝ティール月1日(西暦6月22日に)ルクセンブルクに向け出発した。 メフルの報道によると、我が国のモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相は、本日早朝、欧州連合(EU)外交代表や、イギリス、フランス、ドイツの外相たちとの会談のためルクセンブルクに向かった。 ザリーフ外相は、EU外交安全保障上級代表のモゲリーニー氏、イギリスのフィリップ・ハモンド外相、ドイツのフランク=ヴァルター・シュタインマ 全文をよむ
核交渉のロシア代表を務めるロシア外務省外務次官セルゲイ・リャブコフ氏は、P5+1[6カ国=米英仏中露+独]の核交渉会議が政治の道具や策略の場にならないよう警戒する。 ロシアの通信社スプートニクの報道によると、リャブコフ氏は日曜日、交渉が長引くことは好ましくないとした上で、以下のように述べた。「私は、交渉を政治の道具や策略に変えることは、非常に間違った措置であると強く主張する。」 リャブコフ氏は、次のように続けた。「残された問題の本質へ話し合いを集中させる必要性と、(P5 全文をよむ
我が国[イラン]の外務省次官らは、引き続き共同宣言を作成するため、ホルダード月27日[6月13日]水曜日、再びウィーンに飛んだ。 メフル通信の報道によると、セイエド・アッバース・アラーグチー氏とマジード・タフテ・ラヴァーンチー氏ら外務省幹部は、ウィーンでの交渉を中断し、国内での内部調整のためイランに帰国した。しかし、ホルダード月27日[6月13日]水曜日早朝、共同声明文の作成協議継続のためにウィーンに戻ることとなった。 同報道によると、ウィーンでの核交渉は事務レベルで続 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】軍統合参謀本部副参謀長(バスィージ及び国防文化担当)は、「いかなる形であれ、軍施設へのアクセスの許可が外国人に与えられるようなことは絶対にない」と強調した。 イラン国営放送通信の報道によると、セイエド・マスウード・ジャザーイェリー司令官(准将)は、5+1(国連安保理常任理事国とドイツ)グループの中には、あり得べきイランとの核合意獲得の過程で、過大な要求をする国が一部にあると指摘し、次のように述べた。 軍と国の防衛システムは、国家と体制の安全な 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】アーヤトッラー・ハータミーは、イマーム〔・ホメイニー〕の一部の側近〔※ラフサンジャーニーをさす〕が師に手紙をしたため、「あなたが生きている間に、アメリカとの問題を解決すべきだ」と進言したことについて証言していることに触れ、「イマームはアメリカとの関係をめぐる問題を解決しなかった。彼は最期まで、アメリカを大悪魔と見なしていた」と強調した。 ファールス通信の報道によると、テヘラン臨時金曜礼拝導師は、イスラーム革命最高指導者が「イマーム〔の言動〕の歪曲」につ 全文をよむ
ロウハーニー師はさらに、次のように述べた。 2年前、イランが〔核技術の〕研究や発展、最先端の遠心分離器の分野で、自らの歩みを継続させることができると認めた国は、西洋にはなかった。〔イランが核技術の〕研究や発展のために最先端の遠心分離器にUF6(6フッ化ウラン)を注入していても、である。しかし今や、誰もが〔イランの核技術分野での進歩に〕敬意を払い、〔それを〕認めているのである。 〔‥‥〕 同師はさらに、次のように述べた。 制裁は盲滅法なものであり、標的をしっか 全文をよむ
追加議定書には「あらゆるものへの査察」を示唆するような文言は存在しない ロウハーニー師はまた、「追加議定書では、国際的な責務は双方向的である。〔追加議定書を批准した〕この124ヵ国で実施されていることはすべて、イランでも実施されるだろう」と付け加え、さらに「追加議定書には、『あらゆるものへの査察』を示唆するような文言は、一つとして存在しない。過去にも、我々はこうしたことを経験している」と述べた。 大統領はその上で、次のように付け加えた。 当時〔※ロウハーニー大統 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】 イラン大統領は自身の記者会見で、 我々が国の軍事機密へのアクセスを許すようなことはない。そればかりか、我々はその他の分野でも進歩を遂げており、それに対して外国人がアクセスする可能性も存在しない。たとえば、我々は化学〔兵器禁止〕条約の一員であり、この条約では一部のアクセスが〔化学兵器禁止機関に〕許可されているが、それでも我々は機密を保持しているのである。 と強調した。 ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーン〔シーア派位階 全文をよむ
最高指導者の国際問題担当顧問は、〔IAEAによる核関連施設に対する査察に関連して〕西洋諸国が我が国の軍事施設に対する査察について意見を述べていることに対し、「イランの軍事施設への査察は体制の見解、ならびにイスラーム革命最高指導者の強い主張により、禁じられている。アメリカ人であれ、それ以外であれ、いかなる外国人も我が国の軍事施設ないし重要施設を査察する許可は与えられない」と述べた。 イラン国営通信の報道によると、アリー・アクバル・ヴェラーヤティー氏のこの発言は、国連事務総長レバノン問 全文をよむ
ザリーフ外務大臣は非公開会議でこのように述べた。「名誉を維持しながら物事を力で推し進め、ウラン濃縮権の固定化におけるイランの明白な権利を保持しながら経済・金融制裁を止めさせ、強迫神経症的なイラン包囲網を突破するよう努力する。」 IRNA(イラン国営通信)の報道では、キャマーロッディーン・ピールモアッゼン議員は、今日、ホルダード月3日(5月24日)日曜日、モハンマド・ジャヴァード・ザリーフ氏とアッバース・アラーグチー氏が出席した会議について説明し、核交渉の最終的進展の状況確認に関して 全文をよむ
議院運営委員会委員のモハンマド・ホセイン・ファルハンギー議員(タブリーズ選出)が、ホルダード月3日(5月24日)日曜、非公開会議において核交渉団交渉責任者のモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相とセイエド・アッバース・アラーグチー外務次官が、5+1との最終的な交渉状況を議会に説明する意向であると述べた。 IRNA(イラン国営通信)の報道によると、ファルハンギー氏は、議会で次のように述べた。「明日の月曜、核交渉団の2名の交渉責任者の報告を聞き、議員らが最終的に良き判断を下せるよう非公 全文をよむ
オバマ大統領「もし私がもう20年生きたとして、イランが核兵器を持っていたら、私の名がそれに刻まれているだろう。」 バラク・オバマ米国大統領は、イランによる核兵器製造の制限に対する合意達成において、個人的な利益があると述べた。 イラン国営放送報道センターは以下のように報じた。「AP通信のジム・キャノン氏によると、バラク・オバマ合衆国大統領は、イランによる核兵器製造の制限に対する合意達成において、個人的な利益があると述べたという。」 彼は『アトランティック』誌と 全文をよむ
シューシュタル選出の国会議員は「アメリカが謝罪するまでの交渉の中断」を求める第三種緊急法案は国益に反すると強調した上で、「この議会提出法案は交渉団を弱体化させるものであり、外国メディアによる悪用〔の可能性〕を含んでいる」と述べた。 モハンマド・サーダート・エブラーヒーミー議員はイラン国営通信とのインタビューの中で、〔先日〕国会運営委員会に提出された「アメリカが謝罪するまでの交渉の中断」を求める第三種緊急法案について、次のように述べた。 ヴェラーヤト(国家、最高指導者による 全文をよむ
ロウハーニー大統領はツイッターで外務大臣、原子力庁長官、および核交渉団に感謝の意を示した上で、「核交渉で重要な解決方法が得られた」と強調した。 ホッジャトルエスラームのハサン・ロウハーニー師はスイス・ローザンヌで開かれていたイランと5+1との交渉第2ラウンドの終了後、ツイッターに「神の恩寵と交渉団の止むことなき努力により、核交渉で重要な解決方法が得られた。最終合意は94年ティール月10日〔2015年7月1日〕まで」と記した。 ロウハーニー師の個人ページにはまた、外務大臣 全文をよむ
イラン学生通信(ISNA)の記者が伝えたところによると、EU外交政策の代表はザリーフ外相との記者意見の冒頭、次のように述べた。 私はヨーロッパ連合の代表として、5+1グループの外務大臣たち、ならびにイラン外務大臣とともに、ローザンヌ工科大学を訪れた。指摘しておかなければならないのは、私たちは3月22日から4月2日まで、イランの核活動が平和目的であることについて確証を得るべく、包括的な合意に達するための中身の詰まった話し合いを行ったということだ。 同代表はさらに、 その 全文をよむ
アラークにある最新鋭の研究用重水炉は、国際的な協力により、再設計され、新たに製造される。そこでは兵器用のプルトニウムは生産されない。再処理は行われず、〔原発で?〕消費された燃料は国外に搬出される。 改正規則3.1を含む共同行動包括計画の内容の実行、および〔IAEAによる抜き打ち査察を認める〕追加議定書の実行に対する監視措置について、合意がなされた。国際原子力機関(IAEA)は最新の監視技術を用い、特に〔イラン核疑惑に関する〕過去および現在の諸問題を明らかにする目的で、〔イラン核施設への 全文をよむ
【ハムシャフリー・オンライン】モハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相とフェデリカ・モゲリーニ欧州連合外務・安全保障政策上級代表は記者会見で、共同プレス声明を英語とペルシア語で発表した。 〔会見でザリーフ外相がペルシア語で述べた〕フェデリカ・モゲリーニ代表とモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相の声明は以下の通り。 われわれ、イラン・イスラーム共和国の外務大臣と欧州連合の上級代表は、ヨーロッパ3ヵ国および別の3ヵ国(中国、フランス、ドイツ、ロシア連邦、アメリカ、イギリス、およ 全文をよむ
次回のイラン米国外相協議 は、両国外務次官に欧州対外行動庁ヘルガ・シュミット事務次長を加え、エスファンド月24日(西暦3月15日)にスイスのローザンヌにおいて開催される。 イランと米国の次回外相協議は、両国次官とフェデリカ・モゲリーニ氏が欧州連合外務・安全保障政策上級代表を務める欧州対外行動庁のヘルガ・シュミット事務次長が参加して3月15日にスイスのローザンヌにおいて開催される。 イランと米国は、エスファンド月11日(3月2日)月曜日から3日間に渡り、スイスのモントルー 全文をよむ
イラン外相はミュンヘン安全保障国際会議が行われている傍らで〔記者らと〕質疑応答を行い、核交渉をめぐって〔国内の急進派の〕一部から起きている批判、中でもジュネーブ交渉の傍らでアメリカのケリー国務長官と〔親しげに〕散歩をしたことについて起きている批判について、「イランはモノロゴスな国ではない〔=さまざまな意見が飛び交う国だ〕ということを認識すべきだと思う。‥‥私は批判者たちに、私を批判する権利を認めている」と述べた。 ファールス通信が伝えたところによると、モハンマド・ジャヴァード・ザリ 全文をよむ
■ 二段階での合意は好ましくない 同師は一部で取り沙汰されている「合意二段階論」、すなわち最初に全体的な原則について合意し、その後で細部について合意するという方式について触れ、「そのような合意は好ましくない。なぜなら、相手側の振る舞いからわれわれが得た経験によれば、総論についてのみ合意することは、〔交渉相手が〕細部について次から次へと〔要求を吊り上げる〕口実を与える手段となってしまうからだ」と指摘した。 イスラーム革命最高指導者はその上で、「もし合意がなされるならば、それ 全文をよむ
アーヤトッラー・ハーメネイー閣下が指摘した第一の点は、「合意することそのものには賛成である」ということだった。同師曰く、「私は可能であるならば、〔核交渉で欧米諸国と〕合意することに賛成である。ただし、《悪しき》合意には賛成しない」。 同師は「合意しないことは悪しき合意よりもよい」という、アメリカ側が繰り返している議論に触れ、「われわれも同じ考えだ!合意しないことは、国益を害し、偉大なるイラン国民を侮蔑する元となるような合意よりもよい」と付け加えた。 イスラーム革命最高指 全文をよむ
イスラーム革命最高指導者は、アメリカが〔中東〕地域の諸問題、特にイラン問題で次々と失敗を繰り返している原因は、こうした計算違いや戦略上の間違いにあるとの認識を示した上で、「こうした間違いの例として、数日前のあるアメリカ当局者の発言を挙げることができよう。この人物はその際、イラン人たちは核交渉で手をふさがれている、苦境に陥っていると発言したのである」と述べ、さらに「バフマン月22日〔西暦2月11日の革命記念日〕、あなた方はイラン国民がどれだけ〔革命記念パレードに〕参加するかを目の当たりにするだろ 全文をよむ
イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は昨朝、国軍航空部隊および対空防衛部隊の司令官・関係者らと面会し、その中でアメリカ政府の過去36年間に及ぶ止むことなき敵意の主な理由・目的について説明し、イラン国民を屈服させ、侮ろうとする彼らの計算上の間違いについて言及した上で、核交渉におけるイラン側の論理的・合理的行動と、相手側の不合理でゆすりまがいの振る舞いについて指摘した。同氏はその上で、「イラン国民はバフマン月22日〔※2月11日の革命記念日〕に、強圧的な主張には屈指せず、侮蔑 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】あるアメリカ国務省高官は木曜日にキエフで、アメリカ国務長官とイラン外相は土曜日にミュンヘンで、イランの核開発計画について話し合いを行う予定であることを明らかにした。 イラン国営放送報道センターがキエフからのAFP通信の報道として伝えたところによると、この会談はミュンヘン国際安全保障会議が開かれている傍らで行われる予定だという。その一方でイラン国会は火曜日に、〔欧米諸国がイランに対して〕新たな制裁を科すようなことになれば、すべての核活動を再開することをイ 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】制裁が強化された場合、イランはさらに多くの遠心分離機を稼働させることになるだろうと、再度アメリカに警告した。 イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、外務省政治・国際安保局のハミード・バイーディーネジャード局長は〔‥‥〕、「我々が交渉のきわめて重要な局面にいることは確かだ」と述べ、〔‥‥〕交渉には重要で敏感な問題が複数存在すると強調した上で、「一方でイランにおけるウラン濃縮能力をめぐる問題、〔他方で〕イランに対する不当な制裁の解除に関する 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】国会の国家安全保障委員会の委員は、〔ラジオ〕番組「ベドゥーネ・ハット・ホルデギー」〔※「排除することなく」「✕印を付けずに」というくらいの意味〕のインタビューで、〔現在国会で審議されている〕国内における平和的核活動の再開に関する法案の政治的メッセージは、米議会およびP5+1〔※国連安保理常任理事国とドイツ〕に向けたものだとの見方を示し、「この法案は、我が国の外交官らにとっては、彼らを後押しするものであり、アメリカや西洋にとっては抑止的なものである」と述べた。 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】国会は「核の権利と成果を守ることを政府に義務づける法案」を第一種緊急法案とすることを、賛成173票によって可決した。この法案によれば、もしアメリカが新たな制裁を決議した場合、ジュネーブ合意は破棄されることになる。 国会議員らは本日(火曜日)朝の公開会議で、「核の権利と成果を守ることを政府に義務づける法案」を第一種緊急法案とする案について審議を行い、多くの賛成票を得て可決した。 国民の代表たる議員たちは、出席議員205名のうち、賛成173票、 全文をよむ
ラーリージャーニー氏は「国内において我々の連帯が強まれるほど、最高指導者が説明されてきた枠組みに沿って抵抗している国内の決意を示すことになる」と付け加えた。 同氏は「米国においてもまた一部の陰謀を企む者たちが交渉を難航させようとしており、ときには暴利を貪ろうとすることもあるが、我々は将来性のある道を追求しなければならない。米国や西欧諸国の最近の交渉における振る舞いは遺憾なものであり、彼らは問題解決に十分な能力を有していないことを示している」と述べた。 また同氏は「西欧は 全文をよむ
アリー・ラーリージャーニー国会議長(ゴム州選出)は「イランに対する西欧諸国による新たな制裁措置を行われた場合、イランは核技術交渉において自国が望むいかなる濃度のウラン濃縮も推進するという法案を一部の国会議員が計画している」と述べた。 イラン国営通信によるとラーリージャーニー議長は、ゴムにある全てのホウゼ(宗教学校)の教師を務めるイスラーム法学者と各都市から集まったウラマーによる会議の二日目に、残念ながら最近の協議の流れにおける西欧諸国の行動は嘆かわしいものがあると表明したうえで「彼 全文をよむ
シオニズムの計画実行を阻止する ザリーフ外相は発言の続きの中で、我が国の外交機関を擁護して、「外交政策はジュネーブ合意の後、イランの神聖なる体制に対する敵対的なプロパガンダや日常的なあら探しに対抗して、国の安全と国力の向上にささやかな貢献をなすことができた。これは外交機関が本来もつ法的義務のほんの一つにすぎない」と指摘した。 〔‥‥〕 外相はまた、「〔‥‥〕如才ない核交渉によって、イランの石油輸出を完全にストップさせる目的でつくられ可決された、アメリカのシオニス 全文をよむ
イラン外相、制裁措置を違法と評し、全制裁の解除の必要性を強調 イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相は、一部の議員から提起された質問に答弁するために、昨日国会の公開会議場に出向き、集まった議員たちの前で、「政府と交渉団は核交渉において、いかなる政治的・党派的目的も追求しないということを確約する。外交政策をめぐる問題を党派争いの材料にすることは、敗北を決定的にする」と強調した。 昨日ザリーフ外相が答弁を行った質問は、これより前にマシュハド選出の国会議員から提起された 全文をよむ
革命防衛隊総司令官は、「核交渉での我が国の外交の堅固さは、イスラーム革命のインスピレーション能力、そして我らが人民体制の国防・安全保障力に負うものである。我らがイスラーム体制の安全は、ここ1年間の交渉の成果などではない」と述べた。 革命防衛隊の広報が伝えたところによると、モハンマド・アリー・ジャアファリー少将は軍政策高等委員会の会議の傍らで、次のように述べた。 我が国の安全は、イマーム・ホメイニー閣下とイマーム・ハーメネイー閣下という、二人のイスラーム革命の偉大なる指導者 全文をよむ
■ 詳細を書き上げるには延長が必要だった ザリーフ外相は、異なった見方をもった相手側と交渉することの困難さについて説明する中で、5+1諸国の代表者たちとの二国間および多国間の交渉に70〜80時間を費やしたことに触れ、「交渉ではさまざまな紆余曲折があった。しかしウィーン交渉の最後には、〔‥‥〕すべてのサイドが合意に大きく近づいたと表明するまでになった」と述べた。 同氏はさらに、「それまではいつも極めて否定的な見解を表明していたある交渉関係者ですら、ウィーンでの〔交渉延長に関 全文をよむ
■ アメリカの3名の高官が一つの交渉に同時出席することの意味 ザリーフ外相は、核問題とは世界の主要6ヵ国の外務大臣をさまざまな時期に一つの都市に呼び寄せ、偉大なるイラン人民の代表者との交渉の席に着かせるほどに重要な問題なのであり、またアメリカ国務省の高官3人が同時に交渉に参加するというのも、アメリカ外交史上、稀有なケースであると評した上で、 国務長官、国務副長官、そして政務担当の国務次官の3名が同時にワシントンを離れ、そればかりか一つの交渉に参加する、などというようなケース 全文をよむ
先日、国会議員らの前で核交渉について説明を行ったモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相は、今回学生らの集会に参加し、核交渉の前途が明るいものであることについて、話をした。 昨日「核外交」と銘打たれたシンポジウムの特別スピーカーとして、アッラーメ・タバータバーイー大学の学生らの歓迎を受けたザリーフ外相は、スピーチの中で「われわれは最終合意の枠組みに大きく近づいた」と強調、ウィーンでの核交渉の延長について、一部でたわいもなく騒ぎ立てている向きがあることに対し、「あまり大喜びをして、『ナ 全文をよむ
公益判別評議会戦略研究所のヴェラーヤティー所長は、イラン・イスラーム共和国と5+1グループとの間の核交渉について、「核交渉はいまだ道半ばだが、その見通しは明るい」と述べた。 イラン国営通信の報道によると、アリー・アクバル・ヴェラーヤティー氏は昨日、イタリアのラポ・ピステッリ(Lapo Pistelli)外務次官と会談し、その中で「イラン・イスラーム共和国は国際法に基づいた平和的な核エネルギーの利用を追求している」と語った。 同氏は続けて、あらゆる国がテロと戦う必要がある 全文をよむ
昨日の国会公開会議で審議される予定だったモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相に対する国会質問(100名の議員が署名)は、当面のところ行われず、別の時期に延期されることとなった。 ※訳注:「質問」は憲法第88条にもとづき、国会が大統領や大臣に対して、職務上の疑問を投げかけ、回答を求める行為のこと。国会の大統領および大臣に対する監督機能の一つをなし、この質問への大統領・大臣の回答に議員らが納得しなかった場合は、大統領・大臣を弾劾し、罷免することもできる(大統領の場合は最高指導者に罷免を 全文をよむ
最高指導者国際問題担当顧問のアリー・アクバル・ヴェラーヤティー氏は、「革命最高指導者が核交渉を認めた以上、核交渉への反対があってはならない」と述べた。 同氏は昨日、国連事務総長のイラク問題特別代表との会談の傍らで、「革命最高指導者は交渉とその継続、そして核交渉団を支持した」と指摘した上で、「師のこのことばは、問題の最終的な裁定となるものである。師が、われわれは交渉と交渉の継続に賛成すると仰った以上、交渉に反対するような発言があってはならない」と述べた。 同氏はさらに、「 全文をよむ
■ 抵抗経済こそ我が国の抱える問題を解決する道 革命最高指導者はその上で、「しかしアメリカとは異なり、もし交渉が合意に至らなくとも、われわれにとって天地がひっくり返るようなことにはならない。なぜなら、われわれには抵抗経済という名の解決方法があるからだ」と付け加えた。 同師は、抵抗経済は短期的に敵からの打撃を緩和させることになるとした上で、「識者も指摘するように、この考え方は中長期的には、イラン国民の偉大なる運動を最高潮に高めるであろう」と述べた。 同師は、交渉 全文をよむ
同師はその上で、「イラン国民のほとんどがバスィージ的である以上、イスラーム体制が敗北を喫することはない。しかしだからといって、〔神の〕試練を忘れ、運動の方向性を見失ってよいということにはならない」と指摘、さらに次のように強調した。 イスラーム体制の運動が取るべき基本的な方向性、それは抑圧諸国や抑圧的なアメリカ政府と対決することである。この方向性において軟弱や過ちが生じてはならない。もちろん、われわれはアメリカ国民やアメリカという国に対して問題を抱えているわけではない。そうではなく、わ 全文をよむ
■ イラン国民のほとんどはバスィージ的 同師は、以上のような視点から「バスィージ的であること」の正確な定義が可能となると強調した上で、「責任感と洞察力を持って活動する者はすべて、その活動領域にかかわらず、バスィージ的である。それゆえ、イラン国民のほとんどはバスィージ的であると言える」と述べた。 イスラーム革命最高指導者はさらに、「もちろん、この偉大なる輪の根幹部分には、〔革命防衛隊傘下の民兵組織である〕バスィージ抵抗部隊が存在する〔‥‥〕」と指摘した。 同師は 全文をよむ
イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は木曜日の午前、〔革命防衛隊傘下の民兵組織の〕バスィージ最高会議のメンバー、およびバスィージ各層の代表らと面会し、その中でバスィージの合理的思考を支える二つの主要な柱として、「人間的・神的な責任感」と「洞察力」を挙げ、イランの〔核〕交渉団の真摯な努力と抵抗を称賛した上で、イラン国民にはアメリカの信頼を引きつける必要などないと指摘した。同師はその上で、 われわれは交渉の原則に反対しなかったのと同じ理由から、交渉の延長にも反対しな 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】国会議長はイランと5+1グループとの核交渉について、「交渉の延長は賢明な措置だった。というのも、両者間の対立を解消するためには、時間が必要だからだ」と述べた。 アリー・ラーリージャーニー国会議長は本日夕刻、「立法権バスィージ隊員」らの前で、イランと5+1による核交渉について触れ、自らの力を頼りとする精神こそが今あるような段階に国を押し上げたのだと指摘した上で、「教育レベルの高いイランの若者たちは、大変な努力によって、核技術を手に入れた。プロパガンダによ 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】国会副議長は、「アメリカとは力のことばによってのみ、話し合うことができる。内なる能力に依拠することでのみ、力を増大させることが可能である。それゆえ、国の責任者たちは国力を追い求める際、国境の外に目を向けてはならない」と述べた。 ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーンのセイエド・ハサン・アブートラービーファルド師は火曜日(11月25日)、議事に入る前の公開会議場での演説で、次のように述べた。 偉大なるイラン国民は、国民と体制の敵による卑劣な 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】ウィーン核交渉に関してジャーメ・ジャム・オンラインが行った世論調査の結果、国民は多くの政治関係者やアナリストたちよりも、交渉の結果について正確な予測をし、半数以上が合意に達するための交渉継続を予想していたことが分かった。 ジャーメ・ジャム・オンラインが行った世論調査に参加した人たちの57%が、交渉継続を予想していた。その一方で、ウィーン会議の終了直前まで、国内外の多くのメディアや識者らは、交渉の結果、両者間で合意文書の調印が行われると予測、最低でも何ら 全文をよむ
【ジャーメ・ジャムオンライン】大統領は、イランの将来は明るく、核交渉の最終的な勝利はイラン国民にもたらされるだろうと強調した上で、「イランの論理は交渉と対話である。核交渉は最終的な合意に到達するまで、真剣に継続される」と述べた。 大統領はイラン国営放送報道センターとのインタビューの中で、〔‥‥〕次のように語った。 私が偉大なるイラン国民に言いたいのは、われわれは大いなる勝利をつかんだということである。〔‥‥〕重要なのは、今は昨年と同じではないということである。「イランに5+ 全文をよむ
軍統合参謀本部長は、最近のアメリカ政府の姿はまるでネタニヤフ〔※イスラエル首相〕のようだと指摘した上で、「ザリーフ氏と彼の誠実なる同僚たちが今回の交渉で演じている役割はジハード的であると、私は評価している」と述べた。 イラン国営通信(IRNA)の報道によると、軍統合参謀本部長のセイエド・ハサン・フィールーズアーバーディー少将は第一回「マーレク・アシュタル」バスィージ全国記念祭で、記者団を前に「アメリカがマスカットで話していたことは、イスラエルが話していることと同じだった」と付け加え 全文をよむ
イラン原子力庁長官は、核の破壊工作に国境はないと指摘した上で、「イランの核の平和的計画に対する破壊工作の多くが、われわれにはすでに確かなものとなっている。残念なことに、一部の東アジアの国々も、この分野に関わっていた」と述べた。 イラン国営通信の報道によると、アリー・アクバル・サーレヒー氏は核の破壊工作に関するテレビ・インタビューの中で、スタックスネットと呼ばれるウィルスが見つかった経緯について触れ、「イランはこの破壊工作が西洋のメディアで暴露される前に、すでにそのことについて情報を 全文をよむ
【政治部】昨日、ジュネーブが開催地となって、イランとアメリカの核交渉が次官レベルで行われた。この会議は、セイエド・アッバース・アラーグチー外務次官とウィリアム・バーンズ米国務副長官が〔イランとアメリカ双方の〕団長を務める形で、キャサリン・アシュトン欧州連合安保・外交政策上級代表の補佐官を務めるヘルガー・シュミット次官が同席する中、開催された。 今回の話し合いは、ジュネーブ合意の最終段階の履行を目指して、5+1交渉の枠内で行われたものである。今回の協議には、ウィリアム・バーンズ氏に加え 全文をよむ
イラン核交渉団の上級委員は、我々は「ウィン・ウィン」のゲームにおいて西洋諸国にいかなる特典も与えてはこなかったし、今後もそのつもりはないと述べた上で、「もし〔暫定合意の期限である〕ティール月30日〔7月21日〕までに交渉が結論に至らなければ、交渉作業はより困難なものとなるだろう」と述べた。 イスラーム連合党の広報サイトによると、セイエド・アッバース・アラーグチー氏は、同党の全国各州の書記らを集めて開かれた会議の場で、次のように述べた。「我々が5+1との交渉で受け入れるのは、信頼 全文をよむ
医療・健康分野における核の三つの成果が昨日、大統領出席の下でお披露目 大統領は「核技術の分野での後退はない」、「科学および核のアパルトヘイトには屈しない」と強調した上で、「我々は政治的・法的分野で、新しい前向きなステップを取りたいと考えている」と述べた。 イラン国営通信の報道によると、ハサン・ロウハーニー大統領は昨日、医療・健康分野で獲得した三つの新たな核の成果を発表するセレモニーで、「われわれは平和的核技術の獲得、そしてこの偉大なる国民のあらゆる法的権利の実現を追求して 全文をよむ
イラン外相は、「国際原子力機関(IAEA)は再度、我々が自身の約束に準じた行動を取っており、今後も引き続き、約束に従い続けるつもりであることを確認した」と強調した。 イラン学生通信の報道によると、モハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相は自身のツイッター上のページで公開したメモ書きの中で、「IAEAは再度、我々が自身の約束に準じた行動を取っており、今後も引き続き、約束に従い続けるつもりであることを確認した。同じような姿勢が、〔核交渉の〕相手側〔=欧米諸国〕からも見られることに期待して 全文をよむ
テヘラン臨時金曜礼拝導師は、最高指導者のお言葉に従い、いかなる代償を払おうとも、核の分野で我が国の科学者たちが手に入れた成果から、われわれが後退することはないだろうと強調した上で、「アラーク重水〔炉〕であれ、その他の炉であれ、〔開発を〕中断することは断じてできない」と述べた。 イラン学生通信(ISNA)の報道によると、ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーンのカーゼム・サディーギー師は今週のテヘラン金曜礼拝での説教で、イランの核問題が我が国に対する制裁発動の要因になったとは思わな 全文をよむ
アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は国の責任者たちも核の成果に対して強いプライドを持つべきだと強調し、核問題のコスト=ベネフィットについて論じる向きが国内に一部存在すると指摘した上で、 核問題に対するこうした視点は、単純でナイーブである。なぜなら、核の成果によって制裁と圧力というコストが生じたと考える者が一部にいるかもしれないが、しかしこうした者たちには次のように言わねばならないからだ。「核をめぐる口実〔を欧米が手に入れる〕前から、イランに対する制裁や圧力はあったではないか」、と。 全文をよむ
アーヤトッラー・ハーメネイー閣下はさらに、次のように指摘した。 イスラーム法上の規範や理性的・政治的判断から、イラン・イスラーム共和国が核兵器を追い求めてなどいないことは明らかとなっている現在ですら、アメリカ当局は核問題のことを話題にするといつも、陰に陽に核兵器のことを持ち出してくる。しかし実のところ、核兵器を持たないことがイラン・イスラーム共和国の確たる方針であるということを、彼ら自身承知しているのである。 同師はその上で、 こうした口実によって、反イラン的な国際的 全文をよむ
イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は「核技術国民記念日」にあたる昨日の朝、原子力庁長官をはじめとする同庁の高官や専門家らと面会し、その中でイランの核の進歩が手に入れた成果のなかで最も重要なものとして、奥底にある国民的自信が強化され、その他の科学的進歩に向けた素地が出来上がったことを挙げた。同師はまた、イラン・イスラーム共和国と5+1グループとの協議について触れ、 この協議に同意したのは、抑圧戦線のイランに対する敵意に満ちた雰囲気を打ち壊すためであり、この協議は 全文をよむ
【政治部】外務省は「イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣とアメリカのジョン・ケリー国務長官がミュンヘン安全保障会議の傍らで会談し、核問題ならびに次回のイランと5+1の会議について話し合った」と発表した。 第50回ミュンヘン安全保障会議は現地時間金曜日午後、イラン外相や米国務長官、ロシア外相らをはじめとする、各国の首脳や外務・安全保障関係者ら(首脳が20名、外相や国防相が50名)が出席する中、ミュンヘン市内のホテル「バエリッシャー・ホーフ」にて、ドイツのヨアヒム・ガウク大 全文をよむ
イランと5+1グループとの間で核合意が結ばれ、20%ウラン濃縮活動が停止されたことに伴い、政府に批判的なメディアや国会議員らの間からは、交渉チームの意志決定に〔批判的な〕声が多数上がっている。 20%濃縮活動の停止の見返りに、対イラン制裁を緩和する内容の合意文書の全文が公開されていないことに対し、政府に批判的な人々からは、「西洋はお金を受け取ったが、イラン側はいまだ品物を受け取っていない」と揶揄する声も聞かれる。 こうした中、一部の国会議員は核交渉のプロセスを調査するこ 全文をよむ
イラン原子力庁長官は、ウランを60%にまで濃縮する必要性は、われわれにはないと強調した上で、「たとえいつの日か、この種のエネルギーを艦船や潜水艦の動力源として利用することがあるとしても、〔当面は原発の〕原子炉を活用する〔ことに力を注ぐ〕のがよいだろう」と述べた。 アリー・アクバル・サーレヒー氏は〔イラン国営放送の海外在住イラン人向けの衛星放送局である〕「ジャーメジャム」第一チャンネルのテレビ番組「イラン人、こんにちは」に出演し、その中で一部の国会議員が、政府に60%ウラン濃縮活動を 全文をよむ
サーレヒー原子力庁長官は、新たな遠心分離器を製造するにあたって、われわれには困難や未知なる点は何ら存在しないと述べた上で、「われわれは1000台の第二世代の遠心分離器を設置したが、しかしガス〔※〕は注入していない。これは、現在行われている〔5+1との核〕交渉が理由だ」と述べた。 ※訳注:ウラン濃縮作業は、ウランを気化した6フッ化ウランに転換した上で行われる。「ガス」とはそれを指す。 イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、アリー・アクバル・サーレヒー氏は、土曜日 全文をよむ
アラーグチー外務次官(国際問題担当)は、アメリカおよび西洋がジュネーブ合意に違反した場合、政府にウランの60%濃縮を義務づける内容の議員提出法案について、「国会によって可決されたものは、それが何であれ、われわれには実行に移す義務がある。われわれは当然、実行せざるを得ない」と述べた。 〔‥‥〕 同氏はさらに、「他方で、〔アメリカの〕議会もさまざまな制裁法案を検討している。これらの新たな制裁法案のいずれかが議会によって可決・実行された場合、ジュネーブ合意は停止になる」と付け加 全文をよむ
政府に最低60%のウラン濃縮を義務づける法案を起草した議員の一人は、本法案の一部がアリー・ラーリージャーニー国会議長に手交されたことを明らかにした。 一部の国会議員は、「最低60%のウラン濃縮と核の平和的活動の拡充を政府に義務づける法案」を準備し、作成した。 この件について、国会エネルギー委員会の委員を務めるセイエド・メフディー・ムーサヴィーネジャード議員(ダシュテスターン選出)は、「この法案は100名の署名を得て、先週水曜日〔=12月25日〕に国会運営員会に提出された 全文をよむ
また、ある政府当局者は「ウィーンにいるイラン交渉団が実務者協議を取り止めたことは、イランに対して新たな一方的制裁を決めたアメリカの措置が原因だ」と述べた。 この人物はイラン学生通信とのインタビューの中で、「ウィーンでのイランと5+1の実務者協議の進捗状況は良好なものだった。〔‥‥〕しかし、イランに対して新たな制裁を決定した今回のアメリカの一方的措置は、ジュネーブ合意の精神と双方の善意に反するものであり、これにより協議は〔結論を見ぬまま中途で〕終了した。イラン交渉団は〔対応を〕協議す 全文をよむ
「迷走」。ジュネーブ合意に対するホワイトハウスの姿を言い表すのに、これが最も適切な言葉だろう。合意の第一段階が履行される6ヵ月間、新たな制裁をイランに科さないことが、合意文書には謳われている。にもかかわらず、アメリカが対イラン制裁リストに、新たな人物・企業の名前を付け加えたことは、イランへの約束に対するアメリカの不誠実な姿勢をよく示している。 木曜日に米オバマ政権の財務省が発表した声明ほど、米政府の裏表のある振る舞いを示すものはないだろう。その中でアメリカは、イランの核計画ならびに 全文をよむ
サーレヒー原子力庁長官は国会の教育委員会に出席し、イランは交渉をよりうまくコントロールし、上手に立つことが可能だったと強調した。 教育委員会のアリーレザー・サリーミー議員はイラン学生通信とのインタビューで、「サーレヒー氏は今日の委員会の会議で、先の協議〔の結果〕に狂喜してはならない、もちろんそれはこの協議が失望させるものだからではなく、むしろ先はもっと長いからだ、といった内容のことを述べた」ことを明かした。 サリーミー氏はさらに続けて、「サーレヒー氏が強調したところでは 全文をよむ
イラン原子力庁長官は、国内での原子力発電所の拡充に向けた計画について、ロウハーニー大統領に書簡を送ったことを明らかにした上で、「この書簡で、1393年度〔2014年度〕予算に原子力発電所の拡充に向けた予算を計上するよう、ロウハーニー博士に求めた」と述べた。 アリーアクバル・サーレヒー長官はイラン国営通信とのインタビューの中で、「イラン・イスラーム共和国はかねてより、核活動拡大に向けた展望を描いてきた。こうした展望は、すでに法的な形でも本庁〔=イラン原子力庁〕に通達されている。つまり 全文をよむ
イラン原子力庁長官は、アラーク重水炉を断念することはウラン濃縮活動を断念することに等しいとの見方を示した。 イラン国営通信の報道によると、アリーアクバル・サーレヒー原子力庁長官は昨日、シャヒード・ベヘシュティー大学で開かれた第三回「マジード・シャフリヤーリー博士殉教記念日」のセレモニーの中で、「アラーク重水炉はイラン・イスラーム共和国にとって、一つの科学的名誉と言えるものである」と述べた。 同氏はその上で、「もしわれわれがこの炉を持たないよう、彼ら〔=欧米諸国〕が望むの 全文をよむ
イラン外務省のアラーグチー次官(法律・国際問題担当)は、ジュネーブ合意は12月下旬か1月上旬に、西暦で新年が始まる頃に合わせて履行されるだろうと指摘した上で、「この合意が履行されれば、約150億ドルの石油収入が6ヵ月間、入手可能となるだろう」と述べた。 核交渉チームの一員でもある同次官は、イラン国営通信とのインタビューの中で、「150億ドルのうち、すでに食料品や医薬品を購入するのに使われた約100億ドルにアクセスすることが可能となる見込みだ」と述べた。 アラーグチー次官 全文をよむ
ザリーフ外相は西洋諸国、中でもアメリカがジュネーブ合意の中身に関して矛盾した発言を繰り返していることについて、 我が国民の間には西洋人の言動への深刻な不信感が存在する。国民は寛大な心で、こうした不信感を行動によって修正するための一つのチャンスを、西洋世界に与えたのである。彼らの発言と行動がともに、こうした不信感を増幅させるきっかけとならないことを祈っている。もちろん、われわれは彼らが、一部の圧力団体の満足のために、致し方なく〔矛盾した〕発言をせざるを得ないということくらい理解しており 全文をよむ
ジュネーブ合意の中身が実行に移されるのに伴い、イランの海運活動に対するさまざまな制裁は解除されることになっている。また、この合意文書ではアメリカ、EU、ならびに国連安保理はイランに対して新たな制裁を科すことはできないことが強調されている。それにもかかわらず、EUは新たにイラン企業17社を制裁リストに追加するという行動に出た。 確かにEU議会は公式サイトに掲載された声明の中で、海運関連企業16社と別のもう1社が制裁リストに追加された根拠は、2012年3月23日に採られた決定にあると指 全文をよむ
イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、核交渉のプロセスについてのロウハーニー大統領の書簡への返信の中で、我が国の交渉団に謝意を示した上で、「神の恩寵、そしてイラン国民の祈りと支持こそ、今回の成功の要因だったことに、疑う余地はない。〔欧米諸国の〕強欲な要求に抵抗することこそ、常にこの部門の責任者たちが〔目的を達成させるために〕歩むべき最短ルートの基準たらねばならない」と強調した。 最高指導者事務所の広報サイトが伝えたところによると、大統領が革命最高指導者に宛て 全文をよむ
ロウハーニー大統領は「核の殉教者」らの遺族と面会し、その中で「本日〔ジュネーブ3協議で〕手に入れた成果は、イラン国民一人一人、科学者、〔イランの将来に〕関心を抱く人々、高貴なる核の殉教者たち、そして体制の論理に親しんでいる人たちの努力の結果であり、最高指導者の支援のお陰である」と述べた。 大統領府の広報サイトが伝えたところによると、ハサン・ロウハーニー大統領は、「〔核交渉団が5+1との協議の過程で歩んだ〕この道は殉教者たちの道の続きであり、間違いなくこれからも続いていくだろう」と述 全文をよむ
アフマド・タヴァッコリー「西洋はイランの濃縮の権利に対して頭を低く下げた」 他方、経済の専門家でもあるアフマド・タヴァッコリー議員は、イランと5+1との間で結ばれた合意を手放しで評価している。同氏は今回の合意を高く評価した上で、「今回の核合意で重要なのは、西洋諸国がイランの〔ウラン〕濃縮の権利に対して、頭を低く下げて認めたことである」と述べた。〔‥‥〕 同氏はさらに、「もう一つ重要な点は、今回の状況をリビア〔が2003年に核計画を断念したこと〕と比較してみることだ。リビア 全文をよむ
第11期政権発足から99日目に、核をめぐる難問が解決に向けて動き出した。〔‥‥〕 イランとその交渉相手国との間で行われた協議の結果が発表され、合意が得られたことが確かめられるや、早くもこの合意をめぐってさまざまな分析やコメントが出されている。交渉相手であった西洋諸国からは、矛盾した発言も飛び出すなど、一種の心理戦・メディア戦の様相も呈しており、イランとの合意内容を守るのか、西洋諸国の誠実さについて疑念も生まれている。 イランと5+1の間で合意が得られたことが正式に発表さ 全文をよむ
5日間にわたる困難で中身の濃い交渉を終えたモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相が、イランと5+1との間で結ばれた合意文書を携えて、イラン核交渉チームの面々らとともにテヘラン・メフラーバード空港に降り立った。 イラン核交渉チームを出迎えるための歓迎式典が政府パビリオンで開かれ、モハンマド・ナハーヴァンディヤーン大統領事務所長、モハンマド・シャリーアトマダーリー行政担当副大統領、ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーンのシャヒーディー殉教者財団総裁、ホセイン・フェレイドゥーン大統領 全文をよむ
イラン原子力庁長官は、イランと5+1との間で得られた合意は一つの大いなる成果だと指摘した上で、「合意では、国の核活動が制約されるようなことは決してない」と強調した。 アリー・アクバル・サーレヒー原子力庁長官は、イランと5+1との間で交わされた合意文書について大統領が開いた記者会見の傍らで、〔記者団らに対し〕「これ〔=今回の合意の内容〕は我らが殉教者たち、特に核の殉教者たちが望んでいたことであった」と述べた。 〔‥‥〕 サーレヒー副大統領兼原子力庁長官は、イラン 全文をよむ
ケイハーン紙発行責任者のホセイン・シャリーアトマダーリー氏は、「先の協議で結論に達しなかったのは、イラン核チームが彼ら〔=欧米〕の高圧的態度とゆすりに抵抗したことを示している。この点は、希望がもてる」と述べた。 ※訳注:ケイハーン紙は保守強硬派の代表紙で、ハーメネイー最高指導者が直轄。ホセイン・シャリーアトマダーリー氏は、最高指導者の代理として同紙を率いており、イランのNPTから脱退などの強硬意見を、しばしば社説で展開している。 シャリーアトマダーリー氏は火曜日、〔‥‥〕 全文をよむ
最高指導者の上級顧問を務めるヴェラーヤティー氏は、イランの核の権利を守ると同時に、イランに対する経済制裁撤廃に向けて努力することが、5+1グループとの交渉にあたるイラン交渉団の課題であると述べ、期待を表明した。 アリー・アクバル・ヴェラーヤティー氏はイブン・スィーナーによる『医学典範』執筆千年記念大会の傍らで、イランと5+1グループがジュネーブで行った最近の協議について、メフル通信記者の質問に答える中で、「われわれが知っているのは、イラン側交渉団は極めて積極的で、国の利益のために努 全文をよむ
テヘランで行われたデモ行進の参加者らが採択した決議文には、「政府の責任者たちは、西洋との間で行おうとしている取引について知る国民の基本的権利に対して敬意を払い、人民に対して取っている治安的・秘密主義的な姿勢を排除するべきだ」と述べられている。 テヘランや一部の地方からテヘラン金曜礼拝に参加した市民らは、今週金曜日を「人民に対する透明性と誠実さの金曜日」と名付け、金曜礼拝後に大規模かつ熱狂的なデモ行進を行った。 テヘランで行われた金曜礼拝に参加した人々は、まずテヘラン大学の 全文をよむ
外相らの主な発言 ・モハンマド・ジャヴァード・ザリーフ(イラン外相)「制裁解除が交渉の終了地点であり、この目標が達成される時は近い」 ・キャサリン・アシュトン(EU外交代表)「イランとは、建設的かつ中身のある会談が行われた」 ・ジョン・ケリー(米国務長官)「ザリーフは新たな選択肢を示した」 ・ウィリアム・ヘイグ(英外相)「イランとの会談はよいスタートを切った。今後詳細に踏み込む必要がある」 ・ギド・ヴェスターヴェレ(独外相)「今回の協議の雰囲気や口調はこれまでよりもよい 全文をよむ
イラン外相はロウハーニー・オバマ会談の調整に向けた努力が行われたものの、その時にはすでに十分な時間がなかったと指摘した上で、「常に言ってきたように、西洋との関係で重要なのは諸問題を解決する政治的意思である」と述べた。 イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、モハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相はイラン国営放送第2チャンネルの報道特別インタビュー番組の中で、ロウハーニー師がオバマと会談しなかったことから、西洋メディアが「アメリカは会談を熱望したものの、イラン側が会談のため 全文をよむ
ハーメネイー全軍総司令官の上級顧問を務めるセイエド・ヤフヤー・サファヴィー少将は、オバマ演説にはイランに対する態度で目に見える変化があったと指摘した上で、「オバマ氏は米大統領として初めて、イランの体制変更を望んではいないこと、イラン国民の平和的核エネルギー獲得の権利を尊重していることを表明した。これは、イランの権利を確かなものとするものだ」と述べた。 同氏はファールス通信とのインタビューの中で、地域・国際情勢について解説し、イラン・米両国大統領の国連総会での演説について分析した。 全文をよむ
第68回国連総会が、シリア問題及びイラン・米関係が主要なテーマとなる中で、国連事務総長及び各国首脳らの演説とともに、昨夜から始まった。バラク・オバマ米大統領も、この二つの問題に特にスポットライトを当てたが、比重はイラン問題の方が大きかった。 イラン国営通信(IRNA)の報道によると、米大統領はその長大な演説の中で、イランに対して肯定的なコメントを行った。中でも、米大統領はイランが化学兵器の犠牲者であること、そしてアメリカがイラン国民の権利に対して犯した歴史的過ちを再び認める発言を行 全文をよむ
イラン外相とヨーロッパ連合(EU)外交政策代表は昨日、ニューヨークで会談した。この会談について、両者とも建設的で前向きなものだったと評価、その結果、イランと5+1グループ(国連安保理常任理事国とドイツ)の交渉団が木曜日に協議を行うことで、双方は合意した。 イラン国営通信(IRNA)の報道によると、モハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相は昨日、キャサリン・アシュトンEU外交政策代表との会談後、この会談を前向きなものだったと評価した上で、「木曜日に、イラン側の核交渉団が5+1グループの 全文をよむ
【ハムシャフリー・オンライン】アリー・アクバル・サーレヒー原子力庁長官は、「神の助けにより、イラン原子力庁がこれまでとってきた方針、そして歴代の原子力庁長官が苦労して行ってきた政策を継続させ、さらなる成果を生みだすことができればと思っている」と述べた。 アリー・アクバル・サーレヒー氏はファールス通信とのインタビューの中で、フェレイドゥーン・アッバースィー氏の後任として、副大統領兼イラン原子力庁長官に任命されたことを認めた上で、約30分前にモハンマド・レザー・サーデグ大統領顧問からこの 全文をよむ
ホワイトハウス報道官は、「アメリカ政府はイランとの二国間、あるいは多国間協議を行う用意がある」と述べた。 イラン学生通信によると、月曜日にワシントンで行われた記者会見でのフィリップ・ジェイ・カーニー米大統領報道官の発言として、ノーボスチ通信がこれを伝えた。 アメリカはこれまでにも、イランとの二国間協議の用意を表明したことがあったが、しかし我が国は、両国の関係正常化はアメリカのイランに対する振る舞いが行動として是正されるかどうかにかかっているとのスタンスをとってきた。アメ 全文をよむ
ハサン・ロウハーニー師の大統領選出後に、同師のシンクタンクに招聘された大学教授・専門家の一人であるジャハーンバフシュ・イーザディー氏は、イラン学生通信とのインタビューの中で、ハサン・ロウハーニー師の外交政策は〔イランの長期目標を記した〕「イラン20年ビジョン」にもとづいた発展主義的なものであり、それにもとづいた破壊的な行動を自重する外交姿勢が注目されるとの見方を示した。国際関係論の専門家である同氏は、体制公益判別評議会事務局の政治・防衛・安全保障委員会に8年間在籍したことがある。 全文をよむ
エコノミスト誌はある記事の中で、パワーバランスがイランに有利な方向へ変化していると認めた上で、対イランで後退しないよう西洋に呼びかけた。 ファールス通信によると、このアメリカの経済誌はイランに対する詳細かつ敵意に満ちた記事の中で、地域におけるパワーバランスがイランに有利な方向に傾きつつあることを認めた。 この記事は「ペルシアのライオンはそのかぎ爪を失ってはいない」と明言した上で、イランとその他の世界との間の力のバランスがイランに有利な方向へと変わりつつあることを、2つの 全文をよむ
完全に国内で設計・製造された、我が国初の重水炉であるアラーク重水炉(40メガワット)の組み立てが、大統領による重水炉の視察が実施される中で行われた。 イラン学生通信の報道によると、「IR40」と名付けられたこの炉は国内で製造された初の重水炉であり、天然の酸化ウランを150ユニット格納することができる。これは、医学に必要な医療用放射線・ラジオアイソトープの生産に用いられる。 この研究炉は、段階的にテヘラン軽水炉の代替施設となる予定である。 IR40はこれまでに 全文をよむ
国際原子力機関(IAEA)のイラン常駐代表は、イランとIAEAの協議に関するIAEA事務局長の発言について触れ、「協議を長引かせているのはIAEA事務局の方であり、彼らこそ責められるべきである」と述べた。 アリー・アスガル・ソルターニーイェ代表はイラン学生通信とのインタビューのなかで、イランとIAEAの協議が空転した状態に陥っていると天野事務局長が発言したことに触れ、「私もこれを認める」と述べた上で、次のように付け加えた。「しかし、問題を長引かせているのはIAEAの方であり、彼らこ 全文をよむ
フランスのジャン・イヴ・ル・ドリヤン国防相は、イランに対して強硬な姿勢を示す中で、同国に対してより一層の制裁を科すよう、国際社会に呼びかけた。 同氏は「イランによる核開発計画の継続を阻止するにあたって、イランはのらりくらりとした態度を取っている。それゆえ、欧米諸国はここ数ヵ月のうちに同国に対して厳しい制裁を科す必要に迫られているのである」と述べた。 同氏はまた、西洋諸国は制裁と対話を通じて、イランのウラン濃縮計画に対して質と量両面から圧力を加えなければならないとの見方を 全文をよむ
「正義を希求する大学生運動」主催の会議「第11期政権の外交政策の課題」の中で、現状況における妥協はイランを害し、西洋を利するとの見解が示された。 イラン学生通信の報道によると、5+1(国連安保理常任理事国とドイツ)とのイラン交渉団の一員であるモハンマド・ジャムシーディー氏は、アメリカは各時期に、イランに対して二つの戦略的目的を追求してきたと指摘した上で、「アメリカにとって最大の目的はイスラーム共和国体制の変更であり、最小の目的はイラン・イスラーム共和国に独自のアイデンティティを与え 全文をよむ
外務報道官はロンドンで開かれたG8外相会合での声明に対し、「イランのミサイル計画は国の防衛ドクトリンの枠組みの中で、イランの国民主権と領土の一体性に対する正当防衛を目的とするものであり、いかなる国をも脅かすものではない」と述べた。 メフル通信によれば、ラーミーン・メフマーンパラスト報道官は、我が国の核計画について、次のように述べた。 何度も強調してきたように、イラン・イスラーム共和国の核計画は完全に平和目的で、IAEAの監視下にあり、決して懸念をもたらすようなものではない 全文をよむ
イラン原子力庁長官は、先に発生した地震を受けて〔ペルシア湾岸の〕アラブ諸国がブーシェフル原発の安全性について声を上げていることに対し、「これはむしろ政治的ジェスチャーであって、プロパガンダ的な側面を有するものにすぎない」と強調した。 メフル通信の報道によると、フェレイドゥーン・アッバースィー長官は昨日午後、シャリーフ工科大学で催された核技術会議の傍らで、記者団に対し、 国際原子力機関(IAEA)の査察官たちは定期的にイランを訪れ、我々の核活動すべてを査察・監視している。こ 全文をよむ
アメリカ合衆国のジェームズ・クラッパー国家情報長官は、ウラン濃縮活動や弾道ミサイルの製造といったイランの技術的な進歩と能力に触れ、次のように報告した。 インテリジェンス・コミュニティー[*]は、イランの指導者たちが核兵器の製造を決断したという見解にはまだ至っていない。 ※訳注:国家情報長官の下、CIAやFBIをはじめとする諸情報機関の活動の調整と情報の一元化を行う組織。 ロイター通信の報道によれば、本日、米上院情報委員会に提出された「アメリカに対する『世界の脅威』評価 全文をよむ
アルマトイ会議の出席者ら、2日間の協議を前向きに評価 アルマトイで開かれた昨日の核協議は、よい雰囲気の中で終わった。報道によれば、西側は前回までの立場から妥協した模様で、サイード・ジャリーリー氏も、ファルヴァルディーン月〔西暦3月~4月〕にも次回協議が行われる見通しであると指摘した上で、双方の立場には歩み寄りが見られ、〔交渉で〕具体的な前進があったことを明らかにしている。 昨日、協議の第2ラウンドが開かれる前の午前中、キャサリン・アシュトンEU外務上級代表とサイード・ジャ 全文をよむ
ゴム神学校講師協会の会員は、「我が国民はヴェラーヤテ・ファギーフ(イスラーム法学者の統治)に従っているお陰で、話し合いに関するアメリカの演技に満ちたウソのジェスチャーに騙されるようなことはないだろう」と強調した。 ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーン〔※アーヤトッラーよりもワンランク下の宗教指導者に対する尊称〕のマフムード・アブドッラーヒー師は、神学校ニュースとのインタビューの中で「憲法の明確な条文によれば、外交政策や対米交渉問題といった国のマクロな事柄についての意思決定は、 全文をよむ
【政治部】イランと「5+1」(安保理常任理事国5ヵ国とドイツ)による協議の新ラウンドが、本日カザフスタンのアルマトイで始まる。そうした中、今回の協議についてさまざまな見方が示されている。イランは、核に関する自国の権利は守られなければならないと表明しつつ、本格的な交渉を行って制裁を打ち破ることに関心を示す一方、アメリカは協議の有力国として、包括的な提案を携えてカザフスタンを訪問していると述べている。 いずれにせよ、双方が善意を示し、建設的なやりとりを行う努力をすることが、現在の行き詰ま 全文をよむ
イランと5+1諸国(国連安保理常任理事国とドイツ)による次回協議に関する国会議員252名の共同声明が、本日国会の本会議場で読み上げられた。 ファールス通信によると、カザフスタンで開催される予定の5+1諸国との次回協議に関する国会議員252名による声明は、次のような内容で国会の本会議場で読み上げられた。 偉大なるイラン国民の代表者たちは核問題について、国民の当然の権利であるという明瞭かつ道理に合った立場を取っている。このことに鑑み、以下の諸点を重大な注意・警告として提起する 全文をよむ
イランと「5+1」(安保理常任理事国5カ国とドイツ)との協議がカザフスタンのアルトマイで開催されることが予定されるなか、この協議をめぐっては国内外でさまざまな議論・分析が依然として続けられている。 国会の国家安全保障・外交政策委員会の委員長は、カザフスタンでの「5+1」とイランによる協議が目前に迫っていることについて触れ、「核問題では、〔イランの活動は〕明瞭かつ透明で、国際原子力機関(IAEA)の査察官ならびにカメラによる監視下にある。それにもかかわらず、イランに対して国際的な制裁 全文をよむ
国会副議長は、外交政策における最高の意思決定機関は国家安全保障最高評議会であると強調した上で、「評議会の決定は、最高指導者が承認した場合、実行義務が生じる。これに関し、〔政府や国会など〕すべての機関にはこうしたやり方に従う義務がある」と指摘した。 モハンマド・レザー・バーホナル氏はISNA(イラン学生通信)のインタビューで、アメリカのイランに対する直接協議の提案について、「〔…〕現在、アメリカとの交渉は我が国民の利益を保証するものではまったくあり得ない」と述べた。 同氏 全文をよむ
アリー・アクバル・サーレヒー外相は、対米交渉に関する最高指導者の発言に言及して、「最高指導者は対話の条件を明確化されたのだ」と述べた。 バフマン月22日〔西暦2月10日〕の革命記念日の行進に参加したサーレヒー外相は、〔‥‥〕対米協議について、最高指導者の直近の声明に言及し、「相手がもし自らの意図が誠実で善意のあるものであることを証明し、最高指導者が指摘したように、一方で銃口を向けながら、他方で交渉を要求するといった、相反する態度を改めるならばの話である」と述べた。 外相 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】革命防衛隊総司令官代理は、「賢明なる革命最高指導者は昨日〔=2月7日〕の声明の中で、アメリカとの交渉という選択肢に✕印を付けた。これは、ヴェラーヤト(宗教指導者の監督)が我が国に深く堅く根付いていること、我が国が列強を恐れていないことを示している」と明言した。 ホセイン・サラーミー司令官は本日(金曜日)、ビールジャンドで行われている軍事演習「イスラーム革命の夜明け(ファジル)」にて、イスラーム革命の勝利後の成果として、制裁にもかかわらず進歩の地平を踏破 全文をよむ
アーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィーは、「〔イラン核問題をめぐる交渉についての〕抑圧諸国の提案について、我々は疑念を抱く必要がある。なぜなら、彼らは頭のてっぺんからつま先まで腐敗しているからである。これらの列強は、自身の利益のためならば、世界中を破壊することさえも厭わない連中だということを、われわれは知るべきだ」と述べた。 ファールス通信によると、マルジャエ・タグリードである同師は昨日、自身のイスラーム法学の上級コースの授業で、交渉の提案がなされれば、彼ら〔=欧米〕に手を差し 全文をよむ
【ジャーメ・ジャム・オンライン】イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は木曜日の午前、国軍航空部隊の司令官や航空技術士官、その他の隊員らとの面会の中で、34年間にわたるアメリカによるさまざまな圧力や脅しは、常に「イランとは話し合いの用意がある」との同国当局の発言と対になっていたとの見方を示し、イラン国民は聡明であり、〔アメリカの〕謀略的な動きに対して決して怖じ気づいたりはしないと指摘した。 同師はその上で、「炯眼で不撓不屈の精神に満ちた親愛なるイラン国民は、バフマ 全文をよむ
イラン外相は、イランとアメリカの協議は立ち入り禁止区域ではないと述べ、条件付きでイランとの直接協議に対する米副大統領の提案を歓迎した。 イラン学生通信によると、アリー・アクバル・サーレヒー外相はプレスTVとのインタビューのなかで、イランとの直接協議に向けたアメリカ副大統領の提案について、「この提案に対するわれわれの見方は前向きなものである。これは一つの良い前触れであるように思われる。とはいえ、われわれはこれが単なるジェスチャーであるのかどうか、彼らの動きが現実的な意味合いを持つもの 全文をよむ
イランのアリー・アクバル・サーレヒー外相とアメリカのジョー・バイデン副大統領がともにミュンヘン安全保障会議に出席する中、イランの核問題ならびにイランとアメリカによる直接協議をめぐる報道が同会議で注目を集めている。「イラン問題と地域における力のバランス」に関する議論が同会議のテーマの一つとなると考えられている中で、世界の主要国の首脳らの間では、この問題に加え、イランとアメリカによる核をめぐる〔直接〕協議の可能性が取り沙汰されているのである。 ミュンヘン安全保障会議に出席するためにドイ 全文をよむ
【ジャーメジャム・オンライン】イランの国会議長は、アメリカとの交渉はレッドライン(超えてはならない一線)ではないと表明したうえで、「アメリカは破壊的な立場を取るのではなく、交渉の進展を手助けするべきだ」と強調した。 アリー・ラーリージャーニー国会議長はアル・アーラム放送(イラン国営放送アラビア語放送)との独占インタビューのなかで、「アメリカ大統領の新たな任期において、イランとアメリカの間で直接交渉が行われることに期待がもてるか」との質問への答えとして、「『アメリカで起きている新たな変 全文をよむ
国際原子力機関(IAEA)イラン代表は同機関の理事会に宛てた声明の中で、西洋の制裁はウラン濃縮活動に何の影響も与えていないと強調した。 ファールス通信がロイター通信の報道として伝えたところによると、アリー・アスガル・ソルターニーイェ代表は、イラン核施設が攻撃された場合、イランはNPT(核不拡散条約)から脱退するだろうと述べたという。 IAEAイラン代表はIAEA理事会に宛てた声明の中で、対イラン攻撃があれば、イランはウラン濃縮施設を「より安全な場所」で稼働させざるを得な 全文をよむ
イラン、制裁解除の見返りに20%濃縮の停止を提案 アリー・アスガル・ソルターニーイェ氏は、制裁解除の見返りにウラン20%濃縮活動を停止するとのイラン側の提案を、イスタンブールにおいて5+1グループ〔=常任理事国+ドイツ〕に対して行ったことを明かした。 イラン学生通信によれば、インタープレスサービスはイランのアリー・アスガル・ソルターニーイェIAEA常駐代表の発言として、9月19日に行われたキャサリン・アシュトンEU外務・安全保障政策上級代表とサイード・ジャリーリー、イラン 全文をよむ
イランは土曜日、核計画用にイランが輸入した機材の中に小型の爆発物を仕込んだとして、ドイツのシーメンス社を告発した。これに対し、シーメンス社はこの嫌疑を否定した。 国会議員のアラーオッディーン・ボルージェルディー氏が明らかにしたところによると、イランの治安当局がこの爆発物を発見し、爆発前に処理を行ったという。機材に仕込まれた爆発物は、イランのウラン濃縮施設に害を与えることを目的にしていたと、当局は考えている。 ボルージェルディー氏はこの爆発物の作動の仕方について、「この爆 全文をよむ
イラン原子力庁長官は「我々は核施設や自らの成果を守るために、時によって〔敵を〕かく乱するような情報を西側のスパイ機関に与えている」と述べた。 フェレイドゥーン・アッバースィー長官はロンドン発行のアル・ハヤート紙のインタビューで、「我々は海外のスパイ機関をかく乱しているのである」と付け加えた。 同氏は、かつて有罪判決を受け、自らの無実を証明しなければならない側として、イラン政府を扱ってきた国際原子力機関(IAEA)の姿勢を非難し、こうした姿勢は受け入れられないとした。 全文をよむ
【政治部】国際原子力機関(IAEA)の事務局長は、今ある諸問題や意見の違いについて検討し、未解決の問題の解決策を探るために、近くIAEAとイランの間で協議が再開されるだろうとの見方を示した。他方、イラン当局はIAEAの政策に対し、現在のやり方が続くならば、自らの国際的な義務について見直しを行うことになるだろうとの警告を発した。その理由として、シオニスト体制がこの間さまざまな方法を使って、核問題で国際社会を対イラン陣営に引き込もうとしていることを、イラン側は挙げている。 〔‥‥〕 全文をよむ
ウィーンで国際原子力機関(IAEA)の第56回年次総会が開かれ、天野之弥IAEA事務局長はイランとの対話継続を強調、イラン核問題に関する体系だったアプローチをめぐって、双方がこれ以上の遅滞なく合意することに期待を表明した。 こうした発言の一方で、この会議に参加したイラン原子力庁長官のフェレイドゥーン・アッバースィー氏は、「IAEAのアプローチは、対話が結果を残すのに適したものではない」と述べた。 〔‥‥〕 イランのIAEA常駐代表を務めるアリー・アスガル・ソル 全文をよむ
イスラーム革命最高指導者は体制幹部らとの面会の中で、現実主義的な視点を伴った理想主義こそ、苦境を乗り越えるための条件だとした上で、「敵の圧力によってイランが考え方を変えることはない」と強調した。 革命最高指導者事務所の広報サイトが伝えたところによると、イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー猊下は火曜日〔7月24日〕の夕刻、体制幹部らと面会するなかで、現実主義的な視点を伴った理想主義こそ、過去32年間にわたって〔イラン〕国民とイスラーム体制が〔世界のなかで〕先駆的な運 全文をよむ
テヘラン臨時金曜礼拝導師のアーヤトッラー・エマーミー=カーシャーニーは、5+1グループ(国連安保理常任理事国+ドイツ)に対して、イランとの交渉では理性と節度を保つよう忠告した上で、「そうすれば、西洋諸国は自らを苦しめることもなければ、われわれを悩ますこともないし、制裁によって世界に害をもたらすこともない」と述べた。 アーヤトッラー・エマーミー=カーシャーニーはまた、「アブドゥッラーの死と時のイマームの降臨」に関するイマーム・サーデグの伝承が複数のウェブサイトや通信社で報じられ、この 全文をよむ
220名の国会議員、声明を発表し、ヨーロッパによる新たな対イラン制裁を非難 大統領は「今日、敵は制裁という武器によって、イラン・イスラーム共和国を弱い立場に置こうとしている」と指摘した上で、「様々な圧力に対して抵抗し、この局面を誇り高く乗り越えなければならない。そして力強く制裁を乗り越えることで、敵の敵意に満ちた政策に〔毅然たる態度で〕応じることが必要だ」と述べた。 政府の広報サイトが伝えたところによると、マフムード・アフマディーネジャード大統領は、人類世界の救世主・約束 全文をよむ
国会経済委員会委員長は、イラン・イスラーム共和国にはあらゆる制裁にも対抗する準備ができていることを強調した。 アルスラーン・ファトヒープール委員長は、世界市場における原油価格の状況が〔イランに〕及ぼす影響と、一部の西洋諸国がイラン産原油の輸入を減らしていることについての質問に答えるなかで、次のように述べた。 石油価格の下落は一時的なものである。〔なぜなら〕ホルモズ海峡の安全は我々の手の内にあるからだ。もし我々が完全に制裁下に置かれるようなことになれば、我々も石油のホルモズ 全文をよむ
【イラン外交】EUによる対イラン石油禁輸措置が、日曜日から完全な形で行使されるなか、イラン政府は制裁を打破するために、中国とのバーター取引やガソリンのような石油精製品の隣国への販売強化を図っている。 ウォール・ストリート・ジャーナル紙の報道によると、イランはこの戦略を注意深く検討しているという。というのも、それが失敗に終わった場合、イランは自国の油井の一部を閉鎖せざるを得なくなるからだ。こうしたなか、先週木曜日にはアメリカ合衆国がイラン中央銀行に対する制裁を開始している。これによりイ 全文をよむ
イランは最近の数ヵ月間で3度、西洋との協議に臨み、同国の核計画に交渉の余地はないとの立場を守ってきた。最新の協議〔※原文では「制裁」とあったが誤記と判断〕でも、イランのスタンスはかつてないほど厳しいものだった。先日のモスクワ協議も、双方が今後実務者協議を開くことで合意し、ハイレベル協議に「中止」の刻印を押すことを何とか避ける形で終了する、という有様だった。実務者協議の第1ラウンドは、イスタンブールで来週開催される予定である。 イラン政府に対する西側のスタンスに批判的な人たちは、ヨー 全文をよむ
【イラン外交】 EUによる対イラン石油禁輸措置は、西暦の7月1日の日曜日から始まる。この制裁によって、イラン核問題をめぐるイランと西洋の間の緊張の炎がさらに強まる可能性がある。ガーディアン紙は最新の記事の中で、この制裁を中心に、次のように記述している。「日ごとに制裁が強化され、イラン人の生活のさらに多くの面に及ぶようになっている中、西洋のこうした圧迫がイランの政治指導者らの決定にいかなる影響を及ぼすかは、依然として定かではない」。 この制裁と同時に、イランと同国の核計画をめぐっては、 全文をよむ
【イラン外交部】サウド家の考え方を代弁するスポークスマンとして知られるサウジアラビア外相のサウード・アル・ファイサル氏は、イランの核問題に対する自身の最新の立場について表明する中で、「イランの核計画をめぐるイランとの交渉は時間の無駄だ」と述べた。昨年サウジの最有力者として、サウジアラビアはイランに対して石油を武器として使うと威嚇していた同外相は今回、交渉には時間制限を設けるべきだとの見解を示している。 サウード・アル・ファイサル氏はこの発言を、ルクセンブルグで開かれたGCC(湾岸協力 全文をよむ
イランのアリー・アクバル・サーレヒー外相は、ラブロフ露外相との共同記者会見で、モスクワで開かれる予定の「イラン・5+1(安保理常任理事国+ドイツ)協議」が建設的な方向へと進展することに期待を表明した上で、同協議の最終的な結果について、楽観的な見方を示した。 サーレヒー外相はモスクワで開かれる予定の「イラン・5+1協議」への自らの期待について、「私は個人的に、この問題の解決に関して、双方が正しい方向を向いていると確信している。イスタンブールとバグダードで開かれた前2回の協議でも、正し 全文をよむ
原子力発電所で発電された940メガワットの電力が、全国の送電網に供給された。これはフェレイドゥーン・アッバースィー副大統領兼原子力庁長官が発表したもので、同氏によると、今回の措置は数多くの試験と発電所としての標準〔化措置〕を経て行われたものだという。 イラン国営通信の報道によると、アッバースィー長官は「原子力発電所で発電された940メガワットの電力が、土曜日(4/28)の夕刻に全国の送電網に供給された」と述べた。 同氏はさらに、「われわれはブーシェフル発電所の安全な初期 全文をよむ
テヘラン臨時金曜日礼拝導師は、イラン国民は話し合いの民、合理的な民であると強調したうえで、「もし協議の相手側も合理的な対応を示すならば、世界にとって有益なこととなるだろう」と述べた。 イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、ホッジャトルエスラーム・ヴァル・モスレミーンのサディーギー師は昨日、テヘランで行われた金曜礼拝の説教で、さらに「バグダード協議では、5+1グループが制裁を解除することで善意を示し、イラン国民の信頼を得られることを願う」と述べた。 同師は演説 全文をよむ
アリーアクバル・サーレヒー外相は昨日、イランの核問題と、バグダードで開かれる〔国連安保理常任理事国にドイツを加えた〕5+1との次回協議について触れた上で、「現在、われわれにとって問題なのは、互いの信頼が欠けていることである。われわれは自らに理があると考えている。他の問題を理由に約束を破ったのは彼らの方である」と述べた。 イラン学生通信の報道によると、サーレヒー氏は昨日閣議の合間に、記者団に対し、〔‥‥〕記事タイトルとその中身に整合性のない報道をときに目にすることがあると批判した上で 全文をよむ
イラン大統領は自国の核活動について、「われわれは誰とも喧嘩しているわけでもなければ、困難を抱えているわけでもない。自らの明確なる道・論理を継続しているだけだ」と強調した上で、「イラン国民は、自ら踏み出した道、これまで投資してきた道を今後も力強く継続するつもりだ」と力説した。 大統領府の広報サイトが伝えたところによると、マフムード・アフマディーネジャード大統領は「核技術国民記念日」にあたる昨日ファルヴァルディーン月20日〔4月8日〕、国の原子力産業関係者らを前に、「核技術・産業分野で 全文をよむ
イラン・イスラーム共和国のジャリーリー国家安全保障最高評議会書記は、EUの外交責任者であるアシュトン氏に書簡を送り、その中で5+1グループ〔国連常任理事国5カ国+ドイツ〕が〔イランとの〕対話に復帰する用意を示していることに歓迎の意を表明した上で、テヘラン側も協議を継続する用意があることを発表した。 サイード・ジャリーリー氏は昨日、キャサリン・アシュトン上級代表の事務所に渡した書簡の中で、協力に向けた基本的一歩を踏み出すために、5+1グループが対話復帰への用意を表明したことを歓迎した 全文をよむ
アリー・ラーリージャーニー国会議長は、国会は対ヨーロッパ石油禁輸法案に関する議論を続けていることを表明した。 ジャーメ・ジャム紙記者の報告によれば、ヨーロッパ連合(EU)によるイラン産原油の禁輸措置を受け、国会はEUが設定した6ヵ月間の猶予が切れる前に自ら行動を起こし、ヨーロッパへのイラン産原油の輸出禁止を近日中に検討する方向で努力しているという。 こうした法案をめぐる噂は、しばらく前から国会やエネルギー委員会で取り沙汰されてきたもので、昨日ジャヴァード・キャリーミー= 全文をよむ
欧州連合(EU)の外務大臣たちは、イラン・イスラーム共和国に対するアメリカの一方的な敵対政策に追随する形で、月曜日ブリュッセルでの会議において、イラン暦で来年のティール月(西暦2012年7月)からイラン産原油を輸入禁止にすることで合意した。しかしこうした中、中国とインドはイラン産原油の輸入増加を発表し、ロシアもEUによる制裁の行使に強く反対している。 〔‥‥〕 ■ 理不尽な決定は不快な結果をもたらす このことに関し、イラン外務省は声明を発表、EUが月曜日に下した 全文をよむ
イラン原子力庁長官は、「今年のファジル10日間〔革命記念日前夜祭、2/1〜2/10〕の期間中に、ブーシェフル原発の全性能を活用するための環境が整うだろう」と述べた。 フェレイドゥーン・アッバースィー長官は、原子力で作られた電力1000メガワットがこの発電所から全国に送電される予定だとした上で、「〔ブーシェフル原発のフル稼働という〕この目標を達成するための技術的過程がすべて実施された。その他の試験も、現在行われているところである」と付け加えた。 同長官は、制裁は同原発の稼 全文をよむ
【政治部】昨日開かれたラーミーン・メフマーンパラスト外務報道官による記者会見では、〔リヤールに対して〕ドル価格が高騰していることに関するやりとりが繰り広げられ、外務報道官が西洋諸国に対するイランの経済システムの〔特徴について〕比較・検討を行う事態となった。〔‥‥〕 今週の外務報道官による記者会見の中心テーマは、何と言っても外国為替市場の急激な変動に関してであった。記者らは繰り返しこの問題をメフマーンパラスト報道官にぶつけた。これに対し同報道官は、国の経済政策の当局者に聞くべき質問だと 全文をよむ
アメリカ政府が同国議会の制裁決議に同意したとのニュースが流れたことを受け、複数の国際的な研究機関は、西側は中央銀行を通じてイランに一層の圧力をかけ、そうすることで世界の石油市場に問題を生じさせようとしているが、様々な障害に直面している、との見方を示した。 IHSケンブリッジ・エネルギー研究所と国際エネルギー機関の報告によると、〔米議会が可決したイラン中央銀行に制裁を科す内容の〕この法案は石油価格の高騰を引き起こし、世界市場に問題を生じさせる可能性があるという。 アメリカ 全文をよむ
ロイター通信によると、さまざまな国のアナリスト達がイランの石油に対して制裁を発動することの難しさについて警告を発する中、フランス外務省はイランからの石油輸入の一方的禁止に向けた政策を発表した。ところが、その後短期間で自らの発言を「明確化」し、ほかのEU各国との協調行動としてのみ、イランの核計画に対する措置を講ずると表明した。 ISNA(イラン学生通信)によると、ロイター通信は次のように伝えているという。「フランス外務省のベルナール・バレロ報道官は同国外務省のホームページに掲載された 全文をよむ
アメリカ政府はイラン中央銀行を制裁の対象に含めなかったが、しかしイランの銀行部門についてはマネーロンダリングの疑いがあるとして制裁の標的とし、我が国の金融部門を国際社会から孤立させる措置を講じた。この措置は、9.11以降実施された「対テロ法」の条項を適用する形で実施されるものだ。もちろん、欧米のマスコミはこの措置をイラン中央銀行に対する制裁の準備段階となるものだと報じている。 〔‥‥〕 他方、イギリス政府は原子力エネルギー分野でのイランの平和的計画を停止に追い込むことを目 全文をよむ
イラン・イスラーム共和国に対して、金融・エネルギー分野で新たに一方的制裁を科そうとする一部西洋諸国の新たな動きについて、我が国の当局者は反発する姿勢を示している。 西洋諸国による今回の行動の背景として挙げられるのは、彼らが国際的な連合を通じて、あるいは国際原子力機関(IAEA)理事会や国連安保理を通じて、イランへのさらなる制裁に関して国際社会を説得することに失敗したことである。 IAEAのイランに対する最新の報告書を受けて、今回の対イラン制裁の検討を決意したのは、アメリ 全文をよむ
アリー・ラーリージャーニー国会議長は、イランの平和的核開発計画に関する国際原子力機関(IAEA)事務局長の悪意ある報告書に対し、「国会はIAEAとイランの協力のあり方について、再度検討する必要性を認識している」と表明した。 ジャーメ・ジャム紙の報告によれば、国会議長は昨日の公開会議前の演説の中で、IAEAに警告した上で、「このようなIAEAのやり方は敵意以外の何物でもなく、アメリカとシオニスト体制の指示をなぞったものに他ならないと、我々は考えている」と述べた。 同氏はイ 全文をよむ
・アフマディーネジャード大統領 なぜ国際原子力機関(IAEA)の権威のすべてを、アメリカの馬鹿げた主張のために浪費するのか?もしこれからも同じようなやり方を続けるのなら、〔IAEA事務局長の威信の低下という〕さらなる害を被ることになるだろう。イラン国民はあなた〔=天野事務局長〕に対して、人間としての道に戻るよう忠告する。イランの友人であるならば、それはあなたにとってもプラスになるということを認識するべきだ。イラン国民は、自らの選んだ道を微塵も引き返すようなことはないだろう。敵はこれまで 全文をよむ
ソルターニーイェIAEAイラン常任代表「この報告書はプロフェッショナルなものとは言えず、バランスを欠き、政治的なものであり、ねつ造である」 「16ページの付属文書付きの25ページに及ぶ報告書」というのが、国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長による、イランに関する新たな、しかし問題の多い報告書の正体である。この報告書は、数週間前から物議を醸した末、昨日ついに公表された。 天野氏はこの報告書について、水曜日の日没まで公開するつもりはないとIAEA加盟各国に対して公式的 全文をよむ