完全に国内で設計・製造された、我が国初の重水炉であるアラーク重水炉(40メガワット)の組み立てが、大統領による重水炉の視察が実施される中で行われた。
イラン学生通信の報道によると、「IR40」と名付けられたこの炉は国内で製造された初の重水炉であり、天然の酸化ウランを150ユニット格納することができる。これは、医学に必要な医療用放射線・ラジオアイソトープの生産に用いられる。
この研究炉は、段階的にテヘラン軽水炉の代替施設となる予定である。
IR40はこれまでに外国のサンプルはなく、設計から製造、そして今後予定される運用に至る全過程は、イスラーム的イランの若き専門家らによって行われた。
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この炉の製造は、設計から実行まで5年の歳月を要した。IR40はすべての製造実験をクリアしており、原子力エネルギーの関係者らによると、今年の後半から仮想の燃料を用いたテストが始まり、年度末〔=2014年3月下旬〕まで続けられるという。
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(本記事は
Asahi 中東マガジンでも紹介されています。)