公益判別評議会議長、ロウハーニー次期大統領と会談

2013年06月23日付 Mardomsalari 紙
 ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーン〔アーヤトッラーよりワンランク下の宗教指導者への尊称〕のハサン・ロウハーニー次期大統領は昨日、アーヤトッラー・ハーシェミー=ラフサンジャーニーと会談した。

 この会談で、ラフサンジャーニー公益判別評議会議長は第11期大統領選でのハサン・ロウハーニー博士の勝利に改めて祝辞を述べた上で、同師ならびに次期政権に対して、より一層の成功を祈願した。

 アーヤトッラー・ハーシェミー=ラフサンジャーニーは、ハサン・ロウハーニー博士の穏健主義や深慮と理性を旨とする路線を評価し、それは国の行政のあり方にとって新たな章の始まりを告げるものとなるだろうと述べた上で、「ホルダード月24日〔西暦6月14日〕の政治的偉業を経て、社会、特にこの国の若者の心の中に生まれた熱気と期待は、第11期政権を支える、かけがえのない大いなる資産である」と語った。

 同師はさらに、「ロウハーニー政権のスローガンたる穏健、理性、そして集合知の活用という路線こそ、国民的一体性と国の全方位的団結を維持・強化するとともに、国内が抱える多くの問題、特に経済状況〔の回復〕や国際的領域における世界各国との建設的かつ有意義な協力関係の構築に、有効に働くだろう」と述べた。

 ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーンのハサン・ロウハーニー博士はこの会談で、アーヤトッラー・ハーシェミー=ラフサンジャーニーの厚意と、良質かつ有用な助言に謝意を示した上で、

国の行政システムに変化をもたらし、新たな状況を開始させるために投票に足を運んだ国民一人一人、特に若者たちの熱気と希望、そして彼らによる政治的偉業の創造によって、次期政権は生まれた。私は第11期政権で、イスラーム革命のすべての偉人たちや、国〔の将来〕に関心を抱くあらゆる人々—彼らがいかなる政治グループに属していようとも—の助けを借りて、国民の正当なる願望と要求を実行に移していきたい。

 と述べた。

〔‥‥〕


関連記事(マルジャエ・タグリードら、次期政権に期待を表明)
関連記事( ロウハーニー次期大統領「イラン国民の正当な権利については妥協しない」)
原文をPDFファイルで見る

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:8409042
記事ID:30687