「華麗なる世紀」ムスタファ王子謀殺シーンで、墓廟大賑わい
2014年02月13日付 Hurriyet 紙
ドラマ「華麗なる世紀」でムスタファ王子が絞殺されたことを受け、今日ブルサの中心部オスマンガジィ地区にある約500年前に建てられたムラディェ・キュリイェシの中にあるムスタファ王子の墓廟に来訪者が殺到した。修復のために閉鎖されていた墓廟には正午までで400人ほどが詰めかけた。 墓廟作業の検分に訪れたブルサのレジェプ・アルテペ知事は、ムスタファ王子の墓廟の修復が3ヶ月以内に終わり、来場者に公開されると述べた。
ドラマ「華麗なる世紀」の昨日放映された回でムスタファ王子が死刑執行人によって絞殺された。これを受け今日、修復作業の為に閉鎖されているのにも関わらずムラディエ・キュリエスィ(複合施設)の中の墓廟に人々が詰めかけた。
■アルテペ知事:注目が集まり喜ばしい
墓廟の修復作業を検分に訪れたブルサのレジェプ・アルテペ知事は次のように述べた。
「ムスタファ王子がブルサに葬られていることはあまり知られていなかったが、ドラマによってムラディエ・キュリエスィとわかった。正午までで400名以上の訪問者があったとの報告を受けた。注目が集まったことは喜ばしく、ムスタファ王子のファンや参拝者をブルサは歓迎する。」
■母の棺も
スルタン・ムラト二世によって建てられたモスク、マドラサ、療院、給食所と12の墓を含む複合施設内には、1553年に没したムスタファ王子の傍には、ムラト二世と、ジェム・スルタンの墓もある。ムスタファ王子の墓廟には他に母のマヒデヴラン・スルタンと、カーヌーニー・スルタン・スレイマンの息子オルハン王子の棺もある。
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翻訳者:岡本悠見
記事ID:32956