アメリカがイランにひざまずいた!―バレーボール世界選手権
2014年09月02日付 Jam-e Jam 紙
【ジャーメジャム・スポーツ版】ポーランドのクラクフ市で開催されているバレーボール世界選手権で熱戦が続く中、本日火曜日[9月2日]、イラン代表チームが、白熱した試合で、2014年ワールドリーグ・チャンピオンのアメリカを打破った。
ジャーメジャム・スポーツ版によれば、イランとアメリカの代表チームは本日、クラクフでのバレーボール世界選手権の第2戦で対戦し、3対2(25-23,25-19,19-25,18-25,17-15)で、イランが勝利を収めた。
コヴァチ監督率いる選手たちは、、マアルーフ 、ザリーフ、ガーエミー、ゴラーミー、ガフール、ミールザ-ジャーンプールというスターティング・メンバーで試合に臨んだ。これは、第1戦でイランが3対1でイタリアを下し、アメリカも3対2の接戦でベルギーを破った上で行われた試合の結果である。
この結果、コヴァチ率いるイラン・チームは勝点5となり、ヤンキーたち[原文まま]も勝点3となった。この時点でイラン・チームは、世界選手権大会の第4グループで首位に立ち、同一グループ内での残りの試合に臨むことになった。イランと米国の男子代表チームは、今回の試合よりも前に、5回の公式試合での対戦歴があり、スパロウ監督が率いる米国チームが4勝、イラン・チームが1勝している。
最近の両チームの対戦は、2014年世界リーグ戦の準決勝だったが、アメリカが3対0で勝っており、本日の対戦でイラン・チームは、ヤンキーたちに勝って雪辱を果たすことを思い描いていた。両チームはしばらく前に、米主催の親善トーナメントで4度対戦し、アメリカが3勝、イランが1勝している。
米バレーボール代表チームは、世界選手権大会に14回出場経験があり、1986年フランス大会での優勝、および、1994年ギリシャ大会での銅メダルが、同チームが獲得した最高タイトルである。
イランのバレーボール代表チームは、[今回の]男子世界選手権の予選リーグでは、イタリア、アメリカ、フランス、プエルトリコ、ベルギーとともに第4グループに属している。イラン・チームは、明日は休息をとり、木曜日午後7時から第3戦でフランスと対戦予定だ。
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※訳者注:このあとイラン代表は、フランスに1対3で敗北するものの、ベルギーに3対1で勝利し、第2次リーグへの進出を決めた。
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翻訳者:たるじょめのおきな
記事ID:35290