公益判別評議会戦略研究所のヴェラーヤティー所長は、イラン・イスラーム共和国と5+1グループとの間の核交渉について、「核交渉はいまだ道半ばだが、その見通しは明るい」と述べた。
イラン国営通信の報道によると、アリー・アクバル・ヴェラーヤティー氏は昨日、イタリアのラポ・ピステッリ(Lapo Pistelli)外務次官と会談し、その中で「イラン・イスラーム共和国は国際法に基づいた平和的な核エネルギーの利用を追求している」と語った。
同氏は続けて、あらゆる国がテロと戦う必要があると強調した上で、「現在、われわれと地域はテロリズムと戦っているところである。なぜなら、これらの組織は全世界にとって大いなる危険であると考えられるからだ。すべての国が、これらの組織と戦うべきである」と指摘した。
イタリア外務次官もこの会談のなかで、テヘラン訪問を喜んだ上で、「過去一年間で、イタリアとイラン・イスラーム共和国の関係は拡大した」と述べた。
ピステッリ氏はさらに、「最高指導者個人の監督の下でイランと5+1の間で合意が獲得されるならば、そのプロセスは世界中のあらゆる人々にとってよい未来をもたらすだろう」と付け加えた。
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Asahi 中東マガジンでも紹介されています。