オバマ大統領のイラン核問題解決への覚悟

2015年05月22日付 Hamshahri 紙
 オバマ大統領「もし私がもう20年生きたとして、イランが核兵器を持っていたら、私の名がそれに刻まれているだろう。」

 バラク・オバマ米国大統領は、イランによる核兵器製造の制限に対する合意達成において、個人的な利益があると述べた。

 イラン国営放送報道センターは以下のように報じた。「AP通信のジム・キャノン氏によると、バラク・オバマ合衆国大統領は、イランによる核兵器製造の制限に対する合意達成において、個人的な利益があると述べたという。」

 彼は『アトランティック』誌とのインタビューにおいて、「もしイランが20年先に核兵器を手に入れることがあれば、自分がその責を負うべき者だと思う。」と述べた。

 彼は以下のように述べた。「20年後、神が望むなら私はまだ生きていることだろう。その時もしイランが核兵器を持っているとするなら、私の名がその上に刻まれているだろう。」

 彼は次のように続けた。「私の考えでは、ちょうど我々が言うような国家的に重大な利益に加えて、この問題を解決することは私に個人的な利益をもたらすのです。」

 イランは、もしかすると制裁緩和のために兵器生産の努力を少し自重してくれるもしれないと核合意の批評家たちは述べている。

 しかし、オバマ大統領とその顧問らは、大統領自身の名誉への打撃を防ぐためにも、実現可能な強い合意を求めていると述べている。

 ホワイトハウス報道官のジョシュ・アーネストも以下のように述べている。「オバマ大統領が粗悪な合意には署名することにならないだろう。なぜならば、彼の名において合意は達せられえるからだ。」

註:この記事が参照する『アトランティック』誌の記事のタイトルは、The Atlantic, "‘Look ... It’s My Name on This’: Obama Defends the Iran Nuclear Deal".です。


この記事の原文はこちら

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:8411168
記事ID:37715