ロウハーニー師はさらに、次のように述べた。
2年前、イランが〔核技術の〕研究や発展、最先端の遠心分離器の分野で、自らの歩みを継続させることができると認めた国は、西洋にはなかった。〔イランが核技術の〕研究や発展のために最先端の遠心分離器にUF6(6フッ化ウラン)を注入していても、である。しかし今や、誰もが〔イランの核技術分野での進歩に〕敬意を払い、〔それを〕認めているのである。
〔‥‥〕
同師はさらに、次のように述べた。
制裁は盲滅法なものであり、標的をしっかりと見定めて科されたものではなかった。もし制裁が核産業に対するものであったならば、私がいま用いているこの表現、すなわち非人間的で非倫理的なものだという表現は、少々誇大であると言えるかもしれない。しかしこの制裁は、〔海外からの〕小麦の購入に対しても科されたし、人々の食糧の購入に対しても科されたものだった。
ロウハーニー師はその上で、次のように続けた。
この制裁は、イランでのあらゆる種類の投資に対しても科された。それは農業用水〔を確保するために建設される〕ダム、さらには都市住民の飲み水を確保するためのダムへの投資に対してすら、科されたのである。
同師はさらに、「この制裁は医薬品や病院の医療機器に対してすら科された。この制裁が非倫理的で非人道的であったことに、いかなる者も疑いを差し挟むべきではない」と付け加えた。
〔‥‥〕