ブーシェフル州鉱工業商業庁のセイエド・ホセイン・ホセイニー=モハンマディー長官も、ブーシェフル産デーツにとって有望な市場としてインドや中国を挙げ、「ブーシェフル州産のデーツをこれらの国に輸出するための環境整備が必要だ。すべての関係者、特に民間部門はこのことで協力し合うべきだ」と述べる。
同氏はまた、イラン国内におけるデーツの一人あたりの消費量の増加に向けて、特別の努力が必要だと強調した上で、「デーツの包装・加工業界も、最新の技術を用いて発展を遂げることが求められている」と付け加えた。
専門家らによれば、ナツメヤシ農家を保護するためには、・各家庭の日常的な消費財にデーツを加えること、・デーツを国外に輸出するための適切な環境を作り出すこと、・デーツ加工業界の発展を図ること、・政府が農家と合意した価格でのデーツの保証買い取りを行うこと、・〔悪徳な〕仲介業を排除すること、などの取り組みが必要であり、そうすることでナツメヤシ農家の生活が危険に晒され、イラン南部諸州の農業が壊滅状態に陥るのを阻止することができるという。
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翻訳者:JNY
記事ID:38474