■「コロナ帝国」:イスラエル…そしてジョイント・リスト
【パレスチナ:イマード・シャクール】
私が思うに、人類の有史の中で、2020年ほど1492年によく似た年はない。
我々は今日、悲しむことではないが、アメリカの覇権の雲が散開し始めたのを目撃している。おそらくこれによって最も被害を被るのはイスラエルである。イスラエルはパレスチナを「盗賊の洞窟」にしてきた。
イスラエルを悩ませていること、それは一年以内に訪れる総議会選挙の三つの「戦い」である。終わることがない戦いだ。それは、最も強い者と最も大きい者の間、そして選挙ブロックと政党の間における、前例のない崩壊と亀裂、分裂の局面の終わりとともに始まる。「青と白」はもはや船ではなくなったのだ。船は割れ、海水の中に沈み、残された者たちは救命ボートを走らせ、ネズミがその間を飛び回り、救助を求める。そして船長は汚職で起訴され、多くの容疑についての裁判が求められている政府の船に合流しようと試みている(注意しなくてはならないことは、ネタニヤフによるすべての汚職疑惑が、すべての汚職のうち非常にわずかな割合を占めるにすぎないと言うことだ。繰り返そう、「すべての」アラブの支配者は汚職に手を染めている。王、首長、シャイフ、政府の長、そして三流の職員までもが)。
(後略)
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