ザリーフ外相、アメリカの新たなシナリオに反応「夢を見るのはやめよ」
2020年04月27日付 Hamshahri 紙
イランのザリーフ外相は、アメリカがいまだ核合意の一員であることを示す法的な問題提起に向け、マイク・ポンペオ米国国務長官が動いているという一部の報道に対し反応を示した。
【ハムシャフリー電子版】ISNA(イラン学生通信)によると、ザリーフ外相は米国務長官に向け以下のようにツイッターに投稿した。「二年前、ポンペオ国務長官とトランプ大統領は JCPOA(包括的共同行動計画)へのアメリカの参加停止を表明した。彼らの最大限の圧力がイランを屈服させるという幻想を抱いていたのだ。」
同氏は以下のように続けた。「この屈辱的な失策を顧みて、ポンペオ国務長官は今、 JCPOAの一員であろうとしている。」
また、「夢を見るのはやめることだ。イラン国民はいつだって自らの手で運命を決めるのだ。」とも書いている。
報道によれば、ザリーフ外相のツイートは、つい最近のニューヨークタイムズ紙の報道を受け投稿された。「ポンペオ国務長官は目下、アメリカがいまだトランプ大統領が離脱したイラン核合意の一員であることを示す法的な問題提起に向けて動いているところだ。 これは、国連安全保障理事会に圧力をかけ、対イラン武器禁輸を拡大しより厳しい対イラン制裁を実施することを確実にするために練られた複雑な戦略の一部である。」
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翻訳者:HA
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