外務省報道官 イランが米次期大統領のために用意しているリスト バイデン氏とトランプ氏の差異は明らかだが…
2020年11月08日付 Hamshahri 紙
イラン外務省報道官サイード・ハティーブザーデ氏は、バイデン氏の勝利について次のように述べた。「米大統領の具体的な行動待ちである。」
【ハムシャフリー電子版】ISNA(イラン学生通信)によると、同氏は「イランに対し米次期大統領が責任を負うべき事例リストを用意しており、バイデン氏がこれを補償しなければならない、米国は、敬意をもって法に従う道に戻るほかない。」と述べた。
同氏は、アル・アーラム・チャンネル(イランのアラビア語衛星放送)のアラビア語番組「テヘランから」に出演し、米国をJCPOA(包括的共同行動計画)の違反者だとして以下のように語った。「米国はイランに対し条件を設ける立場にない。彼らはイラン国民に数十億ドルもの損害を与えたのだ。」
また、「米国は悔い改め、イランに対する経済戦争をやめるべきだ。バイデン陣営とトランプ陣営の差異は明らかであるが、我々は具体的な行動を注視している。」と述べた。
さらに、「困難な道のりであるとはいえ、JCPOAの交渉のテーブルは常に用意されており、誰でも席につくことができる。」と指摘した。
同番組の詳細は、今夜21時よりアル・アーラム・チャンネルで放送予定。
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翻訳者:HA
記事ID:50190