■アレクサンドリアにおけるコプト教徒の店への刃物による襲撃で1人が死亡、2人が負傷
【カイロ:本紙】
金曜未明にエジプト北部のアレクサンドリアで複数の武装者が起こした刺突事件により、コプト教徒1人が殺害され、他の2人が負傷した。
複数の目撃者が明らかにしたところによると、エジプト北部アレクサンドリア県のワルディヤーン地区にある聖ダミアナ教会付近にいた多くのコプト教徒が刃物による刺突に巻き込まれた結果、ラムスィース・ブーリスという市民が死亡し、他の2人が重体となり病院に搬送された。
彼らによると、武装者らは教会付近のコプト教徒系店舗3軒を襲撃し、コプト教徒に対する侮辱の言葉を叫びながら店の商品を破壊した。その後、ラムスィース・ブーリス・ハルミーナー氏(47歳)を殺害し、同氏の兄であるアーディル・ブーリス・ハルミーナー氏(60歳)を刺突したうえ、衣料品店の店主であるターリク・ファウズィー・シャヌーダ氏に暴行を加えた。
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