アルジェリア:アル=カーイダ系テロリストの逮捕を発表
2020年12月18日付 al-Quds al-Arabi 紙
■アルジェリアが危険な「テロリスト」の逮捕を発表
【アルジェ:AFP】
アルジェリアの国防省は木曜日(17日)、アルジェリア東北部のジジェル県における作戦中に「危険なテロリスト」を逮捕したと発表した。
国防省は発表の中で「アルジェリア人民国軍(ANP)の小隊が、ジジェル県のアンシル市に近いタマンジャール地区での包囲・掃討作戦中に(中略)、1994年にテログループに加わった『アブー・ダフダーフ』と呼ばれるラズカーヌ・アフサヌという名の危険なテロリストの逮捕に成功した」と述べた
なお、アルジェリア当局は、1990年代初頭から同国で活動してきた武装したイスラム主義者を「テロリスト」という用語で表している。
また、同省は12月初め、ジジェル県における軍との衝突で3人のイスラム主義者が死亡したと発表し、その翌日には同じ地区での衝突でアルジェリア人兵士1人が死亡したと付け加えた。
水曜日のアブー・ダフダーフ逮捕は、「テログループ」を支援していた17人が今月初めから全国各地で逮捕されたと同省が発表した直後に行われた。
また、国営メディアは、アルジェリ軍がイスラム・マグレブ諸国のアル=カーイダ(AQIM)の再拡大計画を阻止したと報じた。
(後略)
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翻訳者:坂上晴郁
記事ID:50336