イラン・イスラーム共和国のアフガニスタン担当特別代表[特使]モハンマド・エブラーヒーム・ターヘリヤーン氏は、カーブルでの女子校に対するテロ攻撃を非難し、次のように述べた。「アフガニスタンの平和と安全の実現は、アフガニスタン国内におけるあらゆる集団の相互理解により成し遂げられる。」
【ジャーメ・ジャム電子版】IRNA(イスラーム共和国通信)によると、同氏はイラン政府とイラン国民を代表してアフガニスタン政府及び同国のイスラーム教徒国民に対し哀悼の意を表し、カーブルにおける女子校への凄惨な犯行とテロ攻撃を強く批判した。
同氏は昨夜、ヘラート州(アフガニスタン西部)のシーア派とスンナ派のウラマー[宗教指導者]や文化人らが出席した在ヘラートイラン総領事館での会議において、この事件について言及し、非常に心が痛むと述べた。
同氏は、イスラーム共同体とアフガニスタン国民がラマダーン月にこうした事件や惨劇に遭わないよう、アフガニスタンにおける戦争や紛争を可能な限り早急に終結へと導くことが望ましいとした。
同氏はまた、次のように語った。「アフガニスタンの平和と安全の実現は、アフガニスタン国内におけるあらゆる集団の相互理解によって成し遂げられる。また、イラン・イスラーム共和国はアフガニスタンでの国民の合意の形成により、相互理解の確立とその成果の維持、また安定の拡大に協力すべく常に取り組んできた。」
爆発は、8日土曜午後4時半(現地時間)、カーブル西部のセイイェドッショハダ―校の前で発生。首都カーブルの病院の発表によると、同校への攻撃によるこの爆発で55名が死亡し、151名が負傷した。そのほとんどが学生らであった。
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翻訳者:HA
記事ID:51061