第6ラウンドの協議総括のためJCPOA合同委員会会合を開催 次ラウンドで最終合意に至る可能性
2021年06月20日付 Hamshahri 紙
第6ラウンドの協議を総括するため合同委員会会合が開催された。
【ハムシャフリー電子版】JCPOA[包括的共同行動計画;イラン核合意]再構築のためのウィーンにおける交渉の第6ラウンドの終わりにエンリケ・モラ欧州対外行動庁事務次長を議長とするJCPOA合同委員会会合が開催され、その間各国代表団の長たちは専門家チームの継続的かつ集中的な努力に満足の意を示し、今回のラウンドの協議結果を共同評価した。
今回会合での我が国代表団団長セイエド・アッバース・アラーグチー氏[政務担当外務次官]はこのラウンドでの交渉に進展があったこと、特に交渉文書の草案について言及し、残りの重要な事項は各国政府、特に交渉当事者国で断固たる決定を行なう必要があると述べた。同氏は交渉当事国に対して、確固たる強固な意志をもってJCPOAの保護と再構築に必要な決定を現実的に行うよう求めた。
我が国の政務担当外務次官は、これまで以上に合意に近づいているということを明言し、「保証は出来ないが、次ラウンドの協議で交渉が合意に至る可能性はある」と期待を表明した。
他国の交渉団長らも進展があったことを認めつつ、すべての当事国が建設的アプローチにより合意に至るための基盤構築に参加する必要性を強調した。
イランの首席交渉官であるセイエド・アッバース・アラーグチー氏は会合の前に、「今、我々の考えではすべての合意文書がほぼ準備できている状況にある」と語っていた。
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翻訳者:HM
記事ID:51254