電気バス50台分の購入費用 週末までに交付の見通し

2021年06月13日付 Hamshahri 紙

 テヘラン市内・近郊バス運行会社[テヘラン市営バス会社]最高経営責任者が発表したところによると、国家予算法附則第19条に基づく財源から、今週末までに1600億トマーンが電気バス50台分の予算として、テヘラン市当局に交付される見込みだ。

【ハムシャフリー電子版】テヘラン市の広報サイトによると、マフムード・タラッフォ最高経営責任者は電気バスの購入状況について「国家予算法附則第19条に基づいて、1600億トマーンが市当局に交付されることになっている。現在、国庫金出納局の口座から当該金額を交付する通知書が計画予算庁へ送付されたところだ」と述べた。

 同氏は、市当局が電気バス50台の購入完了を目指しているとした上で次のように付言した。「おそらく来週中には1600億トマーンがテヘラン市当局の口座に振り込まれるであろう。」

 同最高経営責任者によると、この金額が交付されたのち、落札した請負業者に支払いが行われ、請負業者は指定された期間のうちに、ジョムフーリー広場とバハーレスターン広場間のルートに完全電化による電気バス路線を開業させる義務を負う。

 イラン・ホドロ社[訳註:イランの自動車メーカー]最高経営責任者ファルシャード・モギーミー氏は昨年のホルダード月[西暦5~6月]、テヘラン市営バスの車両更新に関する契約調印式の傍らで、次の通り明らかにした。「この件に関し、テヘラン市当局へ協力する旨通知しており、当社の技術力を国のために活用するべく合意も果たした。我々が主に目標とするところは、現在の生活環境を緑豊かなものへ変えることであり、この分野における我々の取り組みのひとつが、生産性の向上に向けた活動である。」


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翻訳者:KN
記事ID:51298