テヘランの第11区では、大気質が紫色で示されるレベルとなった。
【ジャーメ・ジャム電子版】テヘラン市の大気の状態はイラン暦1400年ティール月26日[西暦7月17日]、数分前から第11区において指数200を超え、同区内のあるモニタリングステーションでは指数201を記録したが、これは同区の大気が、健康に非常に有害なものであることを表す紫色(注)であるということを示すものだ。
また、テヘラン市大気質管理公社(AQCC)の報告によると、いくつかの大気汚染モニタリングステーションにおけるテヘランの大気質管理指数は、第1、2、6、22、21、13、8、7区において、常に指数150を超えており、これらの区の大気が健康に有害であることを表す赤色の状態になっている。
YJC通信によれば、昨年も大気汚染の深刻化と同時に、燃料油の燃焼による発電防止の議論が熱くなり、一定期間、燃料油の代わりに発電にガスを使用することが決定された。電力不足が問題となり、またこの時期に大気汚染の深刻化に直面している昨今、エネルギー省は発電量増加のために燃料油の燃焼を増やしている可能性がある。
(注)大気汚染のレベルは、指数によって6段階に分けられている。それぞれの段階は色で示されるが、緑色は清潔、黄色は許容できる、オレンジ色は敏感な人々には健康への害がある、赤色は健康に有害である、紫色は非常に健康に有害である、茶色は危険である状態を表す。