■地方開発大臣:5県で緊急事態のための国内統一ネットワークの実施(2)
【アフマド・ハーミド:本紙】
少将マフムード・シャアラーウィー大臣は、さらに、同ネットワークの導入が、緊急時におけるサービスや設備の提供を管理したり、エジプト各県に何らかの危機が起きた際にこれを統制したりできるようネットワークを万全の状態にしておくというアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領からの指令の一環であると指摘した。また、地方開発省が国防省、内務省、情報・通信技術省、保健・人口省、石油・鉱物資源省、国家メディア局、電気・再生エネルギー省の各省と、エジプト全土でのネットワークの実施において連携していることに言及した。
シャアラーウィー少将の説明によれば、国内統一ネットワークという国家的プロジェクトは第4世代技術(4G)で作動し、インターネットやその他全てのモバイルネットワークからは分離された官製のモバイルネットワークであり、科学的基準に基づいてエジプト人の手により構築されたという。緊急時のサービス及び重要な設備に関係する最新の通信サービスを提供するほか、緊急事態及び公共安全のための国内ネットワークと各関係機関のオペレーションルームとの間の迅速な応答を実現するために様々な政府サービス間の連携を、市民に向けたサービスと観光客に向けたサービス双方に等しく提供する。また、この新しいプロジェクトは意思決定支援における最新のアプリケーションの役割を強調しつつ、最新のデータと手法へのアクセスに取り組んでいるという。
(後略)
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