テヘランでのモラ氏との協議が終了 バーゲリー氏「イランは実践的な合意に向けた準備が出来ている」 ブリュッセルで協議継続
2021年10月14日付 Hamshahri 紙
欧州連合外務・安全保障政策上級副代表のエンリケ・モラ氏は、イラン・EU関係に関する協議、アフガニスタン及びイエメンにおける変動を含む地域問題及び不当な制裁の解除に向けた交渉に関する協議のためにテヘランを訪問し、イラン政務担当外務次官であるアリー・バーゲリー氏と会談を行った。
【ハムシャフリー電子版】我が国の政務担当外務次官はこの会談の中で、イランは国際舞台において責任のある役割を有していることを常に示してきたが、一方、相手側の行動は、責任を負うことに対し意味ありげな距離を取っていることを示していることを強調し、「双方がともに自ら責任を負う姿勢を今以上に示せば交渉のテーブルが近づく。」と説明した。
バーゲリー氏は、イランにとっては具体的な結論にたどり着くことが重要であると言及し、「イランは、結論が紙面上の合意ではなく実践的な合意であるような真剣な交渉に向け、常に準備は整っている。」と説明した。
外務次官は、米国が果たして本当に自身の義務を実行する意思があるのかどうかについては深刻な疑念があるということに言及した上で、JCPOAに付随する義務をヨーロッパ側が実行していないことを非難し、彼らが責任を負う必要性を強調した。
エンリケ・モラ氏もEUの調整官としての自身の責任に関する説明をする中で、どの国も受け入れ可能な結果を得られるよう交渉を継続するために、我が国〔イラン〕及びその他の国々と協力する用意があることを強調した。
終わりに、双方が関心を抱く議題に関しイラン・EU間の協議が近くブリュッセルで継続されることが決定した。
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翻訳者:TR
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