サウジアラビアと初回合意書を交換 大使館再開には時間が必要
2021年10月31日付 Jam-e Jam 紙
わが国の外務省報道官は、「イラン・サウジアラビア間の交渉で初回合意書が交わされた。我々はそれらが最終的なものとなることを期待している。」と述べた。
【ジャーメ・ジャム電子版】わが国外務省のサイード・ハティーブザーデ報道官はメフル通信の取材に対し、イランとサウジアラビアの交渉の最新状況について、以下のように述べた。「会談は4ラウンド行われたが、両国の関係は決して遮断されてはいない。」
同報道官は続けて「バグダードで行われた交渉、つまり我々が席を共にし、話し合う、ということが、4ラウンド行われた。わが国とサウジアラビア政府はいつでも連絡を取れる関係にあるのか?もちろんそうだ。そのようなことになったのだ。」と語った。
ハティーブザーデ報道官は、これらの会談において初回合意が得られたとし、「合意書は既に取り交わされており、それらが最終的なものとなることを期待している」と述べた。
同報道官は両国の大使館再開時期について、「テヘランとリヤドの大使館再開までには、まだ少し時間がかかる」と述べた。
同氏は続けて、「しかし我々がこのプロセスを開始することができれば、大使館再開も秒読みだろう」とした。
昨日土曜日、サウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン・アール・サウード外相は出席中のG20ローマ・サミットの傍らで、「イランとの交渉は友好的に行われているが、進捗は芳しくない」と述べた。
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翻訳者:SC
記事ID:51810