■欧州連合はパレスチナ人少年が新たにイスラエルによって殺害されたことに「衝撃を受け」、事件の調査を呼びかける
【ラーマッラー:アナトリア通信】
欧州連合は土曜日、金曜日に発生したイスラエル兵士によるパレスチナ人少年の銃殺に関連し、イスラエルの銃撃による新たな少年殺害事件に対する衝撃を露わにしつつ同国に調査の実施を呼びかけた。
欧州連合は同連合駐パレスチナ代表部の声明の中で、以下のように述べた。「イスラエル軍の手によって新たに一人の少年が殺害されたことにショックを受けている。(中略)このような事件が繰り返されることを防ぐために、彼の死に関する調査を行い可能な限り速やかにその結果を発表することが必要である」。
同連合は加えて、「イスラエル治安部隊が不釣り合いかつ致命的な力の行使を継続した結果、昨日(金曜日)に15歳のパレスチナ人少年、ムハンマド・ダアダスくんがナーブルス市(西岸地区北部)近郊で亡くなった」と述べた。
さらに「国際法を根拠とした児童保護の必要があり、イスラエル治安部隊は占領地で有効とされる行動規範を尊重せねばならない」と続けた。
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