国営ガス会社送ガス管理センター副所長が発表「アーバーン月の国内家庭ガス使用量、前例のない増加」
2021年11月12日付 Jam-e Jam 紙
イラン国営ガス会社送ガス管理センター副所長は、アーバーン月[西暦2021年10月23日~11月21日]の家庭部門におけるガス使用量を“前例がない“とし、「家庭ガスの使用量は、過去5年間で最も多い1日あたり4億9000万立方メートルに達した」と述べた。
【ジャーメ・ジャム電子版】イラン石油省によると、今日(11月12日金曜日)ジャヴァ―ド・オウジー石油大臣がイラン国営ガス会社送ガス管理センターを訪れた際、同センターのマスウード・カーゼミー副所長は次のように述べた。「今年アーバーン月の国内平均気温は、例年より5度ほど低い。この低気温とガス使用量は、過去5年間で前例がない」
副所長は、さらに次のように述べた。「今後数日は気温が低下するという気象庁の発表を鑑みると、来週の家庭ガス使用量は1日あたり5000万立方メートル増の5億3500万立方メートルに達することが予想され、これは非常に高い数値である」
また、同氏は続けて「最近の家庭・商業・非主要部門のガス平均使用量は4億9000万立方メートルに達し、これは昨年と比べて約1億4000万立方メートル増加している。昨年同時期の家庭ガス使用量は、1日あたり3億5000万立方メートルであった」と述べた。
同氏は、発電所部門におけるガス使用量が1日あたり1億3500万立方メートル、工業部門では1日あたり約1億2000万立方メートルであったとし、「国内で最も多いガス使用量は、家庭部門に関連している」と述べた。
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翻訳者:HR
記事ID:51966