テヘランの大気質最新状況 赤色警報は発令されるか?

2022年01月01日付 Hamshahri 紙

 今現在、首都の大気質は12か所のモニタリング・ステーションにおいて赤色で、全ての人々の健康に有害な状況にある。

【ハムシャフリー電子版】ISNAによると、テヘラン大気質管理公社[AQCC]の最新情報に基づく各モニタリング・ステーションの大気質は、スーハーナク(第1区)、シャリーフ(第2区)、第2区役所、タルビヤト・モダッレス大学(第4区)、第10区役所、第11区役所、ピールージー(第13区)、ショクーフェ公園(第14区)、第15区役所、サラーマト公園(第17区)、シャーダーバード(第18区)、第21区役所において「どの人々の健康にも有害」な状態である。

 アグダスィーイェ(第1区)、パースダーラーン(第3区)、プーナク、第4区役所、テヘラン大学(第6区)、危機管理司令部(第7区)、ラージ―公園(第11区)、メイダーネ・イマーム・ホメイニー(第12区)、マスウーディーイェ(第15区)、シャフレ・レイ県庁(第20区)、第22区役所、シャフラケ・チェシュメ(第22区)のモニタリング・ステーションの大気質は、「敏感な人々にとって有害」な状態である。

 今日は空気質指数166を記録した第15区役所が、テヘランで最も大気汚染の酷いモニタリング・ステーションとなっている。

 シャヒード・べへシュティー大学(第1区)、地球物理学研究所(第6区)、ゴルバルグ(第8区)のモニタリング・ステーションの大気質は、「許容範囲」であると報告されている。

 シャヒード・べへシュティー大学(第1区)、メイダーネ・ファトゥフ(第9区)、マハッラーティー自動車道(第14区)、第16区役所、シャフラケ・チェシュメ(第22区)のモニタリング・ステーションでは、指標汚染物質である2.5ミクロン未満の粒子状物質は観測されていない。

 ガーエム・モニタリングステーション(第18区)では、昨晩数分にわたって大気質指数が500という異常な数値に達したが、本日は2.5ミクロン未満の粒子状汚染物質は観測されていない

 シャヒード・べへシュティー大学(第1区)、シャフラケ・チェシュメ(第22区)のモニタリング・ステーションでは二酸化窒素が主要な汚染物質となっている。二酸化窒素(NO2)は、自動車、石炭・石油・ガス火力発電所、産業用ボイラー、廃棄物焼却により発生する。

 気象庁はこのような気象状況において、特に高齢者、子供、病歴のある人々は交通量の多い地域への不必要な往来を自粛すること、身体活動や屋外での運動を避けること、大都市郊外における化石燃料の使用と産業ユニットの稼働時間の管理に取り組むことを推奨している。

 大気質指数(AQI)は、5つの段階に分類されることに留意されたい。これらの分類によると、数値が0から50のときの大気は「良い」。51から100のときは、「許容範囲(健康)、または中程度」、101から150までは、「敏感な人々の健康にとって有害」151から200までは「どの人々の健康にも有害」、200から300までが、「非常に有害」、301から500までの大気の状態は「危険」である。


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翻訳者:AS
記事ID:52138