■アティマ村近郊で女性1人が「シャーム解放機構」の発砲により負傷、これに怒った人々が抗議活動を組織
【スーリーヤ・ネット】
午後現在、ダイル・バッルート通行所とアティマ・キャンプの間の区域では、負傷した女性の親族とシャーム解放機構のメンバーの間で緊張が過去何時間にもわたって高まっている。
一方ダイル・バッルート通行所のFacebook公式ページは次のように投稿した。「(救済)政府当局は、女性の負傷事件およびその状況を調査するための委員会を組織し、事件関係者らを司法に引き渡す予定である」。
同ページはさらに「女性は、アティマ村とダイル・バッルート村の間で実施されていたディーゼル密輸者らの追跡の最中、銃撃により負傷した」ことを明らかにした。
さらに、近隣の住民らに対し「扇動に引きずり込まれること」に対して警鐘を鳴らし、「通行所やその警備兵らに対する攻撃を呼びかける声に耳を課さないよう」求めた。またその理由としては「同通行所は解放区と境界点を保護している」ことを挙げた。
イドリブ県とアレッポ県郊外で燃料の価格に差異が存在するため、ガザーウィヤ村からダイル・バッルート村にいたるまでの区間では密輸活動が盛んに行われている。
両地域の間に位置するアティマ・キャンプに暮らす多くの居住者らは、家庭の収入を確保するため、燃料を輸送しそれをイドリブ県で販売することを余儀なくされている。
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