■シリア在住の米国人過激派が「ヌスラ戦線」の拷問手法を明かす…ジャウラーニー氏による拷問の存在の否定は「おかしなこと」
【スナック・シリアン・ドットコム】
同氏は、このような閉じ込め手法は「ハーリム」刑務所においてもヌスラ戦線によって用いられていることを明らかにした。 「被拷問者は非常に狭い箱の中に閉じ込められているため、彼はその中で座ったり、うまく体を動かすことができない。したがって、これは被拷問者にとってある種の心理的拷問の様式を帯びるのである」。
アブドゥルカリーム氏は、このような激しい拷問は女性の被拘留者に対しても同様に加えられていることを明らかにした。彼女たちも殴打され、多大な暴力や残虐行為にさらされているのだという。
この米国人過激派はこれらの説明の前に、自身がヌスラ戦線の刑務所で拷問を受けた経験があるわけではない、と前置きした。しかし彼は刑務所に拘留されている間、拷問を受ける被拘留者らの叫び声を毎日のように聞いていた。
同氏は、ジャウラーニー(ヌスラ戦線指導者)が刑務所内での拷問の存在を否定したことについて、「おかしなことだ」と一笑に付した。
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