■シリア北西部を襲った暴風雨によって12地点以上の難民キャンプが著しい損害を受ける
【スーリーヤ・ネット】
さらに彼は「当該地域における人道的活動を強化することによって、避難民たちがさらされている苦痛を緩和し、それを取り除く」よう呼びかけた
一方イドリブ県北部のマアッラト・ミスリーン市付近に位置する「コルニーシュ」キャンプを管理しており、そのなかで暮らしているアブドゥルカリーム・シハーダ氏は、暴風雨によって同キャンプが受けた被害について語った。
同氏は本サイトに対して「暴風雨が発生した結果、キャンプ内に存在する計175棟のキャンプのうち50棟が部分的に損傷した」と説明した。
同氏はこのような損傷が生じた要因について「暴風雨の強さに加え、3年以上にわたって使われているテントが消耗していたこと」を挙げた。
シリア人道対応調整隊は一昨日火曜日に発表したレポートのなかで、シリア北西部のキャンプ群に提供された対応の低水準は、将来的な人道リスクの増大を示唆するものであると述べた。
先月2月に発表された統計が示すところによると、避難所部門への(支援)対応率はわずか27%を越えない程度であったという。
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