アミールアブドッラーヒヤーン外相、イラク外相と電話会談 「我々はアメリカに新たな提案を行なった」
2022年03月22日付 Jam-e Jam 紙
アブドッラーヒヤーン外相は、「我々は合意の最終段階に近づいている。いくつかのまだ残っている重大な事項について、EUの調整官を通じてアメリカに新たな提案を行なった。」と語った
【ジャーメ・ジャム電子版】イランのホセイン・アミールアブドッラーヒヤーン外相はイラクのフアード・フセイン外相と電話会談を行い、新年の祝辞を述べたうえで、両国間の懸案事項について意見交換を行った。
アミールアブドッラーヒヤーン外相はこの電話会談の中で、二国間関係、特に互恵的な分野での様々な領域の問題について検討したうえで、イランとサウジアラビアの新たな会談の開催が遅れていることについて、我が国の立場を説明した。
両外相はウィーン協議の最新の動向や、ウクライナ情勢の推移についても意見交換を行った。
アミールアブドッラーヒヤーン外相は制裁の解除のために行っているウィーンでの協議について「我々は合意の最終段階に近づいている。いくつかのまだ残っている重大な事項について、EUの調整官を通じてアメリカに新たな提案を行った。いまは、自らの主張の誠実さを行動で示すのは、アメリカ側だ。我々はすばらしい、揺るぎない合意の妥結を決意している。交渉にあたるバーゲリー外務次官はEU側のモラ氏と直接、継続的に連絡をとっている」と強調した。
アミールアブドッラーヒヤーン外相はイスラーム協力機構の会合[3/22-23にパキスタンの首都イスラマバードで外相会合が開催]に言及して、機構がイスラーム共同体の連隊と団結の強化に資する問題に焦点を当てるよう要望した。
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翻訳者:TY
記事ID:53090