テヘラン市とエネルギー省の覚書 浄化した排水を緑地で利用へ

2022年04月21日付 Hamshahri 紙

 テヘラン市公園緑地機構の理事長は、同市とエネルギー省が、首都の緑地での水の需要に対して、浄化済みの排水を供給するための覚書を取り交わすことを発表した。

【ハムシャフリー電子版】同機構のアリー・モハンマド・モフターリー理事長は、「テヘラン市とエネルギー省は、このたび起草され、まもなくザーカーニー市長とメフラビヤーンエネルギー相が署名をする覚書に基づき、総量で1億8500万立方メートルにもなるテヘラン市の緑地への水需要の大部分に、浄化された排水を供給し、その代わりに現在使用している井戸水の使用を徐々に減らしていくことで合意した」と発表した。

 モフターリー理事長はまた「これについて、これまでに700万立方メートルの排水がテヘラン市に供給されていて、近い将来、さらに700万立方メートルが緑地で利用される水として追加供給されるだろう」としている。

 シャフル通信によると、理事長は、テヘラン市とエネルギー省の建設的な協力と連携について感謝を示したうえで、この覚書が完全に履行されることが、地下水源からの取水を顕著に減少させ、また、国民の資源としての水の最大限の活用と保全に向けた重要なステップとなることへの期待を表明したと言うことだ。


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翻訳者:TY
記事ID:53316