イラン保健省が本日許可 アストラゼネカ社製のワクチン370万回分超が通関
2022年04月15日付 Iran 紙
イラン関税庁報道官は、「追加の対応が取られて、本日保健省が発出した許可書を取得した後に、ブルガリア、クロアチア、日本から贈られたワクチンのコンテナ4箱が税関を通過した」と述べた。
【イラン電子版】IRNA[イスラーム共和国通信]によると、セイエド・ルーホッラー・ラティーフィー報道官は、「イラン暦ファルヴァルディーン月19日[訳注:西暦2022年4月8日]にブルガリアから贈られた283万400回分のアストラゼネカ社製のワクチンが、イラン暦ファルヴァルディーン月22日[訳注:西暦2022年4月11日]にクロアチアから贈られた28万8000回分のワクチンがエマーム・ホメイニー(神よ、彼に慈悲を与え給え)空港に到着したが、保健省による通関許可が下りていなかったため、外国為替管理委員会の調整により税関の保冷庫に移送された」と発表した。
同報道官は、「昨日そして本日、日本から贈られたアストラゼネカ社製のワクチン35万回分が入ったコンテナ2箱がエマーム・ホメイニー(神よ、彼に慈悲を与え給え)空港に到着したが、それらについても保健省による承認書が発出されるまで、保冷庫への保管のために同様の措置が取られることになる」と続けた。
ラティーフィー報道官は、「保健省及び同省の代表者らが荷物承認のために連携・照会を行うと、イラン関税庁はワクチンの通関手続きを進められる。追跡対応が行なわれたことにより、本日金曜日に保健省の承認が得られ、寄贈されたアストラゼネカ社製のワクチン4箱が正午頃に通関した。」と述べた。
同氏はまた、「本日金曜日に通関したアストラゼネカ社製のワクチンの総計は、371万8400回分であった」と付け加えた。
ラティーフィー報道官は、「保健省によって荷物が承認された場合、関税庁は過去の荷物と同様、最小限の手続きとハイリフトローダー等を用いた滞りのない搬出作業により、その場ですぐに到着したワクチンの通関作業を進めるつもりだ」と強調した。
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翻訳者:OI
記事ID:53330