テヘラン-キャラジ間BRT路線の行く末は? メトロ開発が優先
2022年05月27日付 Hamshahri 紙
テヘラン市議会運輸委員会委員長は、次のように述べた。「テヘラン-キャラジ間BRT(バス高速運輸システム)路線新設の需要とメトロの存在を考慮すると、メトロを開発するほうが妥当であり、それに関して特に問題もない。今後、担当者がBRT路線を新設すべきだという結論に達することがあれば、それに応じて状況を適切に評価する必要がある」
【ハムシャフリー電子版】YJC通信によると、テヘラン市議会運輸委員会のセイエド・ジャアファル・タシャッコリー・ハーシェミー委員長は、テヘラン-キャラジ間BRT路線新設計画について次のように述べた。「道幅に余裕があり、歩行者の安全が確保され、路線の需要が十分にあれば、我々はBRT路線を新設することができる。それについて場所は問わない。」
また、同委員長は次のように述べた。「テヘラン-キャラジ間BRT路線新設の需要とメトロの存在を考慮すると、メトロを開発するほうが妥当であり、それに関して特に問題もない。今後、担当者がBRT路線を新設すべきだという結論に達することがあれば、それに応じて状況を適切に評価する必要がある」
同氏は、「まず、テヘラン市交通運輸機構が必要な調査を行わなければならず、それが承認されれば、次にテヘラン市議会運輸委員会がその先の選択肢について検討する。もちろん、それについて市議会ではまだ審議されていない」と述べた。
以前、テヘラン市交通運輸担当副市長は次のように述べていた。「BRT路線新設計画は、テヘラン-キャラジ間の往復移動をカバーすることを目的として検討している。この計画では、旅客輸送の需要を考慮し、ヴァルダーヴァルド駅から続くメトロ開発も共に検討されている。」
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翻訳者:HR
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