国連女性の地位委員会からのイラン除名に対する一部の著名人たちの反応

2022年12月15日付 Hamshahri 紙

 一部の政治家たちは自身のTwitterを更新し、国連女性の地位委員会からイランを除名する決議が採択されたことに対し反応を示した。

【ハムシャフリー電子版】国連女性の地位委員会からイランを除名する決議はアーザル月23日[西暦12月14日水曜日]に賛成29票、反対8票、棄権16票で採択された。

 著名人たちの一部は、以下のようなツイート(画像参照)を投稿している。

 アリー・バハードリー・ジャフロミーは、Twitterにて次のように投稿した。
−世界の女性囚人の三分の一は、アメリカで収容されている。
−2018年から現在に至るまで、少なくとも250人の女性が、路上で、裁判を受けることもなくアメリカの警察の蛮行で殺されている。26歳の妊婦であったレオナ・ヘイル (Leonna Hale)もそのうちの一人である。
−そのアメリカは、女性の地位委員会からのイランの除名を提案した国である!

 エンスィーエ・ハズアリーは自身のTwitterで次のように述べた。
「イランの女性たちの人権を擁護するという主張は、アメリカ、つまりイランの除名を求める決議の提案者であるアメリカが、女性囚人を世界で最も多く収容している国である以上、あまりにも滑稽である。西側の国々、特にアメリカは最も女性の権利を侵害している国であり、国連女性の地位委員会からイラン除外を決定する権限など持たない。」

 セイエド・モハンマド・ホセイニー国会担当副大統領は、自身のTwitterに写真を投稿し、次のように述べた。
「西側は、我々に対して女性の権利遵守について教えたいのだ!」



 マーレク・シャリーアティーは自身のTwitterに写真を投稿し、次のように述べた。
「アメリカやイスラエル、そのパートナー国は国連女性の地位委員会からのイラン除名に賛成票を投じた。しかしこれ以前に、アメリカとイスラエルが女性の地位の保護するために行った最も重要な協力とは、パレスチナ占領地域でアメリカの平和・人権活動家のレイチェル・コリー(Rachel Corrie)氏をシオニストらのブルドーザーで殺したことである。」



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翻訳者:TS
記事ID:54729