パレスチナ:エルサレム北部で銃撃事件が発生、ジェニーン難民キャンプの虐殺に対する報復か
2023年01月27日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ジェニーン虐殺による犠牲者のための報復としてエルサレムで武力攻撃が発生…入植者らが死傷
【本紙:エルサレム、ヘブロン、ナブルス、ガザ】
イスラエル政府スポークスマンであるオフィール・ゲンデルマン氏はヘブライ語メディアに対し、占領下エルサレム北部のナビー・ヤアクーブ(ネヴェ・ヤーコフ)地区で金曜夜に発生した銃撃事件により、8人が死亡し10人が負傷したと発表した。
複数のメディアが報じたところによると、攻撃の実行者は死亡し、その後イスラエル警察が攻撃に関与した他のものを捜索しているという。一方イスラエル警察は、「占領下エルサレム北部のナビー・ヤアクーブ地区で発生した攻撃の実行者を殺害した」と述べた。
『イェディオト・アハロノト』は複数のイスラエル系消息筋の話として、攻撃の実行者は占領下エルサレムのシュアファート地区出身であり、「アル=アクサー殉教者旅団」のメンバーであったと報じた。
この攻撃は、イスラエル占領軍がジェニーン難民キャンプで実行し、9人の犠牲者を生んだ虐殺の翌日に発生したものである。またパレスチナの諸派閥はこれに報復することを誓約していた。
(後略)
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翻訳者:上野瞭太
記事ID:54905