最も大きく変わった全国統一試験が始まる 初めて冬に実施/大学合格を賭け約100万人の候補者が競う/今日の試験結果はいつまで有効なのか?(1)

2023年01月19日付 Hamshahri 紙

 1402年度[2023年3月21日〜2024年3月19日]第1回全国統一試験が本日デイ月29日[西暦2023年1月19日]木曜日、先ほど朝8時に実験科学系学部・学科試験[※試験科目は生物学、物理学、化学、数学、地質学]の受験者たちが競争の席に着き、全国で始まった。

【ハムシャフリー電子版】1402年度全国統一試験の日程は本日(デイ月29日木曜日)朝8時に始まり、明日(デイ月30日[1月20日]金曜日)夕方まで続く。この試験には91万5151名の志願者が出願しており、実験科学系、数学・工学系[※試験科目は数学、物理学、化学]、人文科学系[※試験科目は数学、ペルシア語・ペルシア文学、社会学、アラビア語、哲学・論理学・歴史・地理、心理学、経済学]の各学部・学科試験に加えて芸術系[※試験科目は芸術一般理解、数学・物理学一般理解、視覚芸術の創造性]および外国語系学部・学科[※試験科目は専門言語]試験の受験者も考慮すると、この2日間で延べ97万8460名が1402年度第1回全国統一試験を受験することになる。

 全国統一試験の初日には実験科学系の受験者45万577名(うち女性が65%、男性が35%)が競い合う。全国統一試験で受験者数が最も多いのは、実験科学系学部・学科試験である。

 また、外国語系学部・学科試験の受験者は本日木曜日夕方に大学入試を受験する。同試験は14時30分に開始される。デイ月30日金曜日朝8時からは数学・物理学[数学・工学系]試験および人文科学系の試験が、同日14時30分からは芸術系の試験が始まる。

 国家教育評価機構の統計によると、人文科学系学部・学科試験は2番目に受験者数が多い。30万9219名(うち女性が61%、男性が39%)がこの学部・学科試験で競い合う。数学[・工学]系学部・学科試験は12万95名と必須3学部・学科試験のうちでもっとも受験者数が少なく、うち女性が35%、男性が65%である。

 芸術系、外国語系の選択制[※すべての志願者は、数学・工学系、実験科学系、人文科学系のいずれかに受験登録し、希望により芸術系と外国語系の一方または両方に受験登録する]2学部・学科試験もそれぞれ3万9055名、5万8514名の受験者が全国統一試験に参加する。全体として、1402年度第1回全国統一試験の女性と男性の志願者数の比率は60対40である。

 アーヤトッラー・セイエド・エブラヒーム・ライースィー大統領による1401年ティール月25日[2022年7月16日]付けの通知、即ち「(中等教育修了[高校卒業]後の)高等教育志願者の評価と受入れ整備方針及び基準諸条項の補完と修正一体化条項」という名の文化革命最高評議会決議に関する通知により、1402年から全国統一試験は変更を加えて実施される。

−(2)に続く−


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翻訳者:HM
記事ID:54912